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ブログの古い記事にアクセスが集まることが時々あると前にも書いたことがある。昨日は、正岡子規の彼岸の句について書いた記事にアクセスがいくつか来た。 https://suyiryutei.exblog.jp/2289078/ 毎年よ彼岸の入りに寒いのは これが子規の有名な句ですね。今年の彼岸は今月18日が入りで24日が明けだ。そういえば入りの18日は今年も寒かった。 今日はもっと寒い。最高気温は10℃に行きそうもないから真冬なみだ。そして彼岸の中日となる明日(春分の日)は、もしかしたら関東の平野部でも雪が舞うかもしれないとか。 だいたい、3月って寒い日がけっこうある。去年、埼玉県新座市にあるサンケン電気の本社に、韓国サンケン労組の争議支援でおしかけたのは3月26日で、彼岸はもう過ぎていたけれど、あの日も小雨が降って寒くて、もしかしたら雨に雪が混じって霙(みぞれ)になるんじゃないかと思ったほどだ。そのくせ、新座市の目抜き通りでは木蓮(モクレン)がもう白い花を開いていた。冬と春とが混じり合うのが3月だ。今年も、東京では桜がすでに開花している。 https://suyiryutei.exblog.jp/26760113/ http://www.asahi.com/be/ryukouka/ このあいだ17日に引っ張り出されてきたのは「『いちご白書』をもう一度」。フォークグループのバンバンが歌っていた。1975年11月の曲として、これが読者の記憶に一番残っているらしい。現在における記憶に残る曲と当時のレコード売上成績とは必ずしも同じではないのだが、この歌については当時のオリコントップ10でも1位であったようだ。 酔流亭は、1975年11月というところで記事が目に留まった。というのは、酔流亭が社会に出たのはその前月、1975年10月のことだからだ。東京駅前にあった東京中央郵便局で働き出した。 歌詞(荒井由美)に 学生集会にも時々出かけた・・・ 就職が決まって髪を切ってきたとき・・・ 朝日の記事によれば、ユーミンは「学生運動をモチーフにした歌をずっと書きたかった」のだそうだ。『いちご白書』というのは、その少し前に公開されたアメリカ映画で、学生運動が描かれている。酔流亭は映画は観ていないが、高校生のとき友人が原作(コロンビア大学における闘争を題材にしたノンフィクション)を貸してくれたのでそれを読んだ記憶がある。 記事によると歌詞の「就職が決まって髪を切って」に、「今なら面接前に切る。面接官がおおらかだったのか」というツッコミもあったそうだ。現代とは時代が違うというより、おそらくは学生運動の経験など持たない作詞者がうっかり書いてしまったのではなかろうか。 あの年(1975年)で、酔流亭が一番記憶に残っている流行歌はキャンディーズの『年下の男の子』である。 春、授業料値上げに反対して一か月間の学部ストを行なった。クラスの「ストライキ実行委員会」を一緒に作った仲間とキャンパスの近くを歩いていたとき発売されたばかり(1975年2月発売)のこの歌が通りのレコード店から流れてきたのである。 私たちの要求は通らず、酔流亭はその年の夏になる前に退学して郵便局の採用試験を受けた。もともと髪の毛は短かったので改めて髪を切るまでもなかった。 昨日、スーパーでイチゴがちょっと安くなっていたので買い、先ほど朝食のとき食べた。食べているうち三日前の新聞記事を思い出し、こんな文章を書いてみる気になった。
by suiryutei
| 2018-03-20 10:01
| 文学・書評
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