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今日、9月19日は正岡子規の命日である。子規は1902年9月19日、結核から脊椎カリエスを発症して世を去った。36歳であった。 10年前、2008年の9月19日に、『正岡子規と糸瓜(へちま)』と題したブログ記事を書いたことがある。貼り付けます。 https://suyiryutei.exblog.jp/9528703/ この記事は、酔流亭がこれまで書いてきた、いわゆる過去ログの中ではどういうわけか読まれているほうらしく、ブログの左手の方を下がっていくと出てくる<記事ランキング>という欄でも最近更新した記事をさしおいて一番上にランクされている。 子規が意識を失う前に遺した三つの俳句のことを書いたのである。それは、こういう句だ。 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな 痰一斗糸瓜の水も間に合わず をとヽひのへちまの水も取らざりき これら三句がどのように吐き出されたかは、上に貼り付けた10年前のブログ記事を読んでいただければ。 正岡子規については酔流亭は大岡信『正岡子規ー五つの入り口』(岩波書店 1995年刊)という本で学んだ。10年前のブログ記事の叙述も、この大岡信さんの本に拠っている。 https://bookmeter.com/books/450914 そのほか子規の臨終を叙したものとしては司馬遼太郎『坂之上の雲』が印象に残る。また一般にもよく知られているだろう。この小説は後半は日露戦史みたいになってしまって戦争が嫌いな酔流亭などは興味を失うが、子規がまだ生きている前半部分は青春小説として優れていると思う。ところが、あの小説全体をなにか近代日本を主人公にした青春小説みたいに持ち上げる人がいるのが混乱の素である。 それはさておき、司馬の筆による子規の最期の場面は美しいけれども、司馬は子規の辞世の句については触れない。それは何故なのだろうか。どなたか、ご存じだったら教えてほしい。
by suiryutei
| 2018-09-19 09:10
| 文学・書評
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