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新人事制度 大阪での報告①~③
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『伝送便』誌は表紙を開いて2ページ目の上半分が目次になっている。下半分は【伝書鳩】と題する800字ほどのコラムだ。 10月号のその【伝書鳩】を執筆したので転写します。 ![]() このかんの政府・財界による働き方改悪の動きを考える上で一番勉強になったのは森岡さんの論考であった。よく知られている『働き過ぎの時代』(岩波新書 二〇〇五年刊)を初め著作も多いが、森岡さんはネットでも精力的に発言された。<NPO法人 働き方ASU-NET>というサイトに【森岡孝二の連続エッセイ】というページがある。ここを発言台として、ことに去年一年間の奮戦は目を見張る。政府・厚労省が出してくる働き方改悪法案の中身を、それが明らかになる都度ただちに、そして適切に分析・批判し、また連合の腰の定まらなさを叱咤した。 働き方改悪法に入った月一〇〇時間あるいは八〇時間の時間外労働「上限規制」については、高度プロフェッショナル制等には批判的な論者の中にも、ともかく法的強制力のある規制が入ったことは一歩前進と捉える見方がある。そういう論者はあの法律を、規制を強化する方向(「上限規制」)と緩和する方向(「高プロ」等)が同居しているからおかしいとする。森岡さんは違った。あの「上限規制」は規制の名に値しない。むしろ労働者を過労死に追いつめるものだ。こんな上限規制ならないほうがいいと明確に断じた。月単位、年単位でしか語られないから労働時間の弾力化(長時間労働を短期間に集中させることが可能な変形労働時間化)がますます進む。これでは過労死は防げないのだ。労働時間規制は一日単位で行なうのが原則である。これを忘れてはいけない。 働き方改悪法が成立したのは六月二九日だから、森岡さんが亡くなる一月ちょっと前だ。そして亡くなられたちょうど一週間後の八月八日に翁長雄志・沖縄県知事が膵臓癌で亡くなった。二人の死が私にはかさなって見える。どちらも、前を向いて安倍政権の圧政と闘っている最中の闘死である。
by suiryutei
| 2018-10-04 08:18
| ニュース・評論
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