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昨日、歴史家・色川大吉さんの講演会が国分寺の東京経済大学であった。 午後1時開場・1時半スタートなので、1時過ぎに会場の大教室に着くと、『フォーラム色川』のスタッフが「酔流亭さん、いいところに来てくれた」。 資料を作っている最中である。それで、お手伝いさせてもらう。といっても、レジメをホチキスでとめていくだけだから、これなら不器用な酔流亭でもつとまる。パチ、パチ、とやっている間にも、どんどん参加者がやってきて、講演が始まる頃には百数十名の盛会となった。 色川さんは1925年生まれだから、もうじき80歳になられる。しかし滑らかな口調で、しばしば笑わせながら、2時間近く話された。テーマは「戦後60年をふりかえって」。 いま問題になっている靖国や中・韓両国との関係、憲法、また戦後の農地改革の評価から天皇制のことまで、じつに多岐にわたった。漫談みたいに面白くしゃべるけれど、奥も深い。酔流亭は東京経済大学のキャンパスに入ったのはこれが初めてだが、こういう講義をいつも聴くことができた色川ゼミの卒業生たちをうらやましいと思った。 そのあと国分寺駅前の居酒屋で色川さんを囲んで懇親会。酔流亭の隣に座っていた二人は、1975年卒業のゼミのOBで、なんと30年ぶりに再会したという。また今回の参加者で一番若いと思われる学生は、色川さんのお弟子が教授をしている大学の学生とのこと。つまり孫弟子ということになるのだろう。こんな具合に輪がひろがっていけば、うれしい。酔流亭だって、一昨年に中野サンプラザで行われた講演会を聴きに行ったのがキッカケで、『フォーラム色川』に参加するようになったのだから。 二次会にも参加して、帰りは午前さま。このごろ、国分寺方面に出かけると、必ずこうなる。愉しい酒であった。 なお、色川大吉さんの旧著が二冊、今年になって復刊されている。 『自由民権』(岩波新書) 『憲法論争』(林修三・小林直樹・江藤淳との共著 NHKライブラリー) また、夏には新著が小学館から刊行される予定だ。
by suiryutei
| 2005-06-05 10:37
| ニュース・評論
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