新人事制度 大阪での報告①~③
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午後5時過ぎ、大相撲五月場所のTV中継を視るともなく眺めながらソラマメの鞘から豆を取り出しにかかった。連れ合いは鰯を焼いている。昨夜の夕食はそれに加えてホウボウの刺身。ビールで喉を湿らせたあとは冷えた「萬歳楽」を酌む。 蚕豆(そらまめ)が旨いのは五月場所の頃というのは小説家の故・山口瞳が遺した至言である。山口がそう書いたころよりも現在は栽培法が進み、流通もよくなっているから、今や真冬の二月ごろから蚕豆はスーパーの店頭に出てくる。南のほうでは、その頃もう作れるのである。しかし、季節が進むにしたがって産地も北上していって、五月ともなれば関東で獲れたものが一番の食べ頃になるのだろう。 もっとも昨日わが家で食べたソラマメの産地は愛媛だったけれど、これがまた成熟した美味しさであった。甘味があるのだ。 TV中継を視ながら、去年の今ごろ生まれて初めて国技館に行って大相撲をナマで観たことを思い出していた。 今年の5月は、五月場所より来年の東京オリンピックのほうが話題になっている。観戦チケットの発売が始まったからだ。 しかし、いい話題ばかりではない。競技施設の建設現場を視察した国際建設林業労働組合連盟(BWI、本部・ジュネーブ。約130カ国・地域の約335の労組が加盟し、ブラジル・リオデジャネイロや韓国・平昌など過去の五輪でも労働条件改善を訴えてきた)によれば、競技施設の建設現場の労働環境はかなり酷いことになっているという。 日本の建設現場の常識が世界の非常識であることが浮き彫りになった。・・以前から問題視されてきたが、納期に追われ、さらに助長されている可能性がある。五輪という外からの目が入る機会に、国際基準に沿った改善を図るべきだ。 安全衛生が軽視されているのは建設現場だけでなく、日本の労働現場はどこもそうだろう。酔流亭もソラマメで飲んでばかりもいられない。
by suiryutei
| 2019-05-16 09:03
| 身辺雑記・自然
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