新人事制度 大阪での報告①~③
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韓国政府は昨日、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄することを決めた。 昨夜から今朝にかけ、TVも新聞も「韓国の迷走」を批難する声で埋め尽くされている。だが、ここは基本に帰って考えてみたい。国と国とが、平和のために協力しあうならいい。けれどもGSOMIAとはそういうものだろうか。米国の求めに応じて2016年に日韓が結んだこれは、名称に軍事と明記されているように、軍事協力のためのものである。昨夜からメディアに踊っている「安全保障」という言葉に騙されてはならない。日本は、平和国家を目指すというなら、どの国とも軍事協力などしてはならないのだ。ここがまず基本である。 「北朝鮮の脅威」に対抗するためという。朝鮮は、今日では不幸にも北の共和国と南の大韓民国とに分かたれているけれども、もともとはひとつのまとまりである。北と南は同胞である。その同胞の一方が、しかも自分たちをかつて非道にも植民地支配して苦しめた日本と組んで、もう一方と牙を向き合わせる。そのことのほうがおかしいのだ。この協定の破棄を求めてきた韓国人民の声はきわめて正当だと思う。 いっぽう日本には、北と南が「融和」に向かえば日本の安全保障が脅かされると小賢しげに語る「識者」がいる。隣国の同じ民族同士を争わせておいた上で語られる自国の安全保障とは何なのか。朝鮮が南北に分断されたのがそもそも日本の植民地支配に因していることについて、我が国「世論」はあまりに無自覚ではなかろうか。
by suiryutei
| 2019-08-23 08:48
| ニュース・評論
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Comments(2)
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by
saheizi-inokori at 2019-08-23 21:18
立憲などが、韓国に抗議したり、この際立場を越えて政府を支持しようなどと発言するものもいて、敵は内にありです。
1
Commented
by
suiryutei at 2019-08-24 08:51
佐平次さん、おはようございます。植民地支配に反省がないのは与党も野党も変わりませんね。嘆かわしい。
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