新人事制度 大阪での報告①~③
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戦後文学に屹立する長編小説『神聖喜劇』の読書会に一年ほど前から参加している。 その一年間で、文庫版全5巻のうち4巻目の前半まで進んだ。明後日行なわれる読書会では4巻目の後半を読む。小説の初めから、主人公・東堂太郎にも、また私たち読者にも気にかかる存在であった冬木二等兵の身に、招集される前に何が起きていたのかが明かされる重要なパートである。 報告者の添田直人さんは、戦前の生活綴り方運動などを研究してこられた方だ。酔流亭は会の進行役を務める。 東堂には、兵士に対する不条理かつ不当な支配を、部落差別を利用して行う姿が垣間見えてくる。それが、第七部 連環の章(第五~第七)で、冬木照美に関する疑問が解けることによって徐々に明確になりつつあるが、部落民兵士・冬木は、なぜ差別でっち上げに対して沈黙しているのか、部落差別とは何か、そもそも『神聖喜劇』では部落差別への闘いをいかに貫徹させているのか、明らかではない。報告では、差別・被差別の観点から考察したら何が見えてくるのかを論点に据える。(チラシの文章から) 6.大西巨人『神聖喜劇』を読む 1月25日(土曜)午後1時~4時半 本郷文化フォーラムホールにて (文京区本郷3-29-10 飯島ビル1F) 電話03-5804-1656
by suiryutei
| 2020-01-23 08:59
| 文学・書評
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