新人事制度 大阪での報告①~③
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一昨日の雨が上がってからと昨日の二日間、関東はよく晴れ、気温も上がった。TV気象情報が解説するところでは桜が咲くころのような陽気だったという。今朝もよく晴れているけれど北風が冷たい。春の気配をつかのま嗅いだ後、また真冬に戻ったようだ。1月も今日が最後。 その暖かかった二日のうち、一昨日は昼は新聞『思想運動』の校正作業を手伝い、夜は雑誌『伝送便』の校正を、これは手伝うというより編集委員の一人だからもうすこし主体的に関わった。昨日は『思想運動』のほうの発送作業。『伝送便』の発送は今日の午後である。 昨日発送した『思想運動』の2月号には酔流亭が書いた記事は無い。記事を書いてくれと依頼があったときは「了解しました」と返信メールを送った瞬間から締め切りの日にちが重たくのしかかってくるし、書き出しはどうしようかとあれこれ迷って鬱な気分になる。 しかし、勝手なもので、原稿依頼のなかったときの完成号は手にとってみてもなんとなく寂しいですね。 でも、この2月号、表紙の写真は1月1日に大阪府警前で行なわれた「関西生コン労働組合つぶしを許さない元旦行動」の写真である。 関西では元旦からこうした行動に立ち上がっていたのである。酔流亭はあの日は朝から酒を飲んでいた。ちょっと申し訳ない気分だ。 関西生コン支部のサイトを貼り付けておきます。 発送作業を終えた帰途、成田線とうまく接続する常磐線快速電車の上野駅発車時刻まですこし間があるので、ふと上野公園を散歩してみる気になったのは、つかのまの春に誘い出されたのである。上野駅の公園口改札を出て、東京文化会館の横を歩いた。そうして、この建物の裏に出ると、小さな野球グラウンドがある。「正岡子規記念野球場」という看板が架かっていた。 子規の野球好きは有名だ。幼名が升(のぼる)なので、これに野球(のぼーる)という字を充てて遊んだ(雅号にした)りしたそうだ。そこからベースボールを野球と訳したのは正岡子規という説が出てくるらしい。 しかし、この日の酔流亭は、子規について別のエピソードが頭をかすめた。 子規は病に倒れて家から出られなくなっても、新聞『日本』に書き続けていた。けれども自分の記事が載らない日もある。そんなときはじつに寂しい思いをした。大岡信『正岡子規ー五つの入り口』(岩波書店)という本にそのあたりのことが書いてあったと記憶する。ところが、本棚のどこかにあるはずのこの本がいま探してみてもみつからない。 ともあれ、子規と酔流亭とではもちろん比較にならないけれど、昨日の酔流亭は子規のそんな気分が少しわかるような気がした。 今日、発送される『伝送便』2月号には、酔流亭が書いた短いコラムがひとつ載っています。 また、発送のあと、午後5時ごろから簡単な新年会をやります。頂き物の缶ビールがあるそうだ。
by suiryutei
| 2020-01-31 09:18
| 身辺雑記・自然
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Comments(2)
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おはようございます。
大岡の本、見つかりましたか?今度ぜひ教えてください。 『綴方教室』の豊田正子が、小学校4年生の3月に、学校が終わってから仕事をして家にお金を入れるようになったのですが、その仕事を紹介してくれたのが、3歳年上の同級生でした。家が正子よりも貧しく、進級がおくれたそうです。あるとき、その年上の同級生の書いた綴方が、「赤い鳥」の入選したことがありました。 入選すると、掲載された「赤い鳥」を1冊入選者に送ってくれるのです。 年上の同級生がその「赤い鳥」を読む様子を正子が書いているのですが、とても印象的です。表情が晴々として、ちから強かったそうです。 年上の同級生は、渡辺しめ、と言いますが、その入選作は鈴木三重吉の『綴方読本』で読むことができます。その作品も自分の仕事についてで、休日労働をするかしないかという仲間との話がテーマになっています。
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墨田のカッパさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
まだ出てこないのですよ。どうしたんだろう。内容はたしか、岩波書店の社員を相手の内輪の会合での大岡のレクチャーを本にしたものだったと記憶しているのですが。 渡辺しめという人の作品がそういう形で残っているのですね。それはよかった!
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