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夢を見た。 中学からの友人・Hに会いに三鷹に行く。Hは三鷹の駅前で歯科医院をやっている。ところが、医院まで来たのにHの姿が見えない。そうしているうちに目が覚めた。 Hは5年半前に亡くなっているのだ。今でもたまに夢の中に出てくる。しかし今度の夢では姿は現わさなかった。 そんなふうにして目を覚ましたのは夜中の2時ちょっと前であった。 眠りに戻れそうにない。寝床から脱けだし、本棚から「中野重治全集」の第16巻目を抜きだして机の前に座った。この巻は石川啄木と森鴎外について書かれた文章を中心に構成されている。 鴎外のところのページをめくっているうち、つい数日前に読んだ牧子嘉丸さんの評論『仮面と微笑ー鴎外をめぐる人々』の冒頭を思い出した。三鷹の禅林寺にある鴎外の墓に永井荷風が参る場面が出てくるからだ。荷風『断腸亭日乗』の1943年10月の記述を牧子さんは引用されている。 その年、永井荷風は数えで65歳。彼は満79歳まで生きて1959年に亡くなるのだが、敬慕する鴎外の墓参はその65歳のときが最後であった。そして65歳といえば、酔流亭の今現在の年齢である。 どうも、Hの夢を見た(前記したように、Hは夢の中に姿は現わさなかったのだが)のは、数日前に読んだ牧子さんの評論が頭のどこかに残っていて、荷風が鴎外の墓参で三鷹に行ったことに釣られて、亡友のいた三鷹に酔流亭は夢の中で連れていかれたのではなかろうか。 さて「中野重治全集」のページをめくりながら、ラジオを聴く。NHKの[ラジオ深夜便]の午前2時台は1980年代にヒットしたイギリスのポップスを特集していた。ほとんど知らない曲ばかりなのだが、U2の『ブラディ・サンデー(血の日曜日)』はメロディより題名に聞き覚えがある。1972年1月に起きた、北アイルランドのロンドンデリーでデモをしていた人々をイギリス軍の兵士が銃撃して14名が死亡した事件を歌ったものだ。 続いて3時台は中島みゆきの特集になった。前半は他の歌い手のために中島みゆきが作った歌を改めて彼女が歌うというのを何曲か。後半は、まず『世情』という曲が流れた。歌詞の中に「シュプレヒコール」という言葉が出てくる。これもデモと関わる歌である。 最後の曲は『時代』であった。1975年、デビューしたばかりの頃の作品。酔流亭が学校を中途退学して郵便局で働き出したのもその年だから、深夜に聴いているとなかなか感慨深い。おもえば、それからもう45年がたつ。1975年当時、NHKの昼のTV番組で中島みゆきを初めて視た。もちろん『時代』を唄っている。ギターを抱えて、ハキハキした娘さんというのがそのときの印象である。 今日の東京は午後6時ごろから雨が降り出しそうというのが、先ほど視たTV気象情報の予想である。すると、防衛省前において雨の中でシュプレヒコールを上げることになるだろうか。 防衛省前アクション 日 時:2月25日(火)午後6時30分~ 場 所:防衛省正門前 JR・地下鉄「市ケ谷」「四ツ谷」駅7分
by suiryutei
| 2020-02-25 09:11
| 音楽
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Comments(2)
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