新人事制度 大阪での報告①~③
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大阪西郵便局(大阪府大阪市西区江之子島)で集配の仕事をしていた29歳の男性労働者が勤務中に職場で首を吊って死んだのは去年の3月5日である。上司から受ける日常的なパワハラに苦しんでいた。『伝送便』誌5月号に寄せられた、職場の同僚からの悲痛な報告はこのブログにも転載させてもらった。 今年の3月5日、彼を追悼し、死へと追いやった会社に抗議する集まりが大阪で仲間たちによってもたれた。東京からは『伝送便』編集委員の池田実さんが参加。 その模様については『伝送便』4月号(今月31日に発送予定)に詳しい記事が載るかと思うが、今週初めに池田さんから聞いたところをこのブログでも簡単に紹介しておくと、5日はまず午後2時から郵政産業ユニオン主催による集まりがもたれた。約50人が参加したという。4時からは40人くらいの参加で日本郵政近畿支社前において抗議行動が。6時からは、これはJP労組の大阪西分会が主催して、大阪西郵便局の会議室において追悼集会がやはり50人ほどで開かれた。終わってからの交流会には40人近くが参加した。 昼間のユニオン主催の集会と夜のJP労組分会主催の集会のどちらにも参加した人も若干いた(池田さんも両方に参加)が、おおよそ顔ぶれは異なったという。 亡くなったHさんはJP労組の組合員である。この一年間、局内の彼が首を吊った場所には献花台が設けられ、会社・JP労組・ユニオンからそれぞれ献花が絶えなかった。その献花台は3月6日午前をもって片づけられた。なお、Hさんのご遺族は去年秋、労災の申請はしないことを明らかにしている。 JP労組の上部機関は、去年11月にも開催された「自死を考える集会」(約50人参加)についてユニオン主催の集会だから参加するなという指導を組合員に降ろした。事実は、そのときの集会は『伝送便』編集委員会の主催であったのに。 今回も、夜の集会はJP労組の分会が主催したにもかかわらず、上部機関の役員は顔を見せなかった。しかし、大阪西局の現場のJP労組員(分会)は、JP労組上部とは異なり、H君の自死を真剣に受け止めて、この一年間、月命日にはビラを発行するなどの取り組みをしてきたし、これからもそれを継続していくとのことだ。ユニオンも取り組みを続けていくという。下の写真は、去年10月の月命日にJP労組の大阪西分会が出したビラ(『伝送便』去年12月号の誌面から撮影)。
by suiryutei
| 2020-03-21 09:13
| ニュース・評論
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