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昨日の更新記事に『伝送便』4月号に書いた『ひよっこ』についての文章を転写したが、ついでに3年前にやはりこのドラマのことを書いた文章も添付した。 3年前の文章では、ヒロイン谷田部みね子(有村架純)が最初に勤めた向島のラジオ工場が倒産して閉じられる場面のことを書いている。同僚の女子工員が激しく抵抗して一人で工場に閉じこもろうとするのだ。もし職場に労働組合があったとすれば工場占拠→自主生産に発展したかもしれない、その萌芽を思わせる場面だ。3年前、それまで時計がわりくらいの気持ちでこの朝ドラを眺めていた酔流亭は、このあたりから真剣に視聴するようになったのである。 現在の夕方4時20分からの再放送では、ドラマはちょうど今日の放送でその場面にさしかかるはずだ。 TVドラマのことばかりではなく・・・。 いま読んでいるのはブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。 これがじつにいい。ブレイディみかこさんの著書では、前に『労働者階級の反乱』というのを読んだことがある。これもいい本だけれど、イギリスの戦後史や英労働党の歴史について著者が勉強しながら書いているノートといった趣きもあり、つまり著者らしい文章の流露感がいまいち欠ける憾みがあった。 ところが、この『ぼくイエ』のほうは題名のとおり最愛の息子についての観察記録。著者の筆はじつに滑らかにすべっていく。観察眼の非凡は言うまでも無い(息子のことだけ観察しているわけではないですよ)。 まだ途中だ。早く読み進みたいけれども、しかし読み終わるのが惜しいような、そういう本である。
by suiryutei
| 2020-04-03 09:37
| 映画・TV
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Comments(2)
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