新人事制度 大阪での報告①~③
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自宅に居るときは夕食というか酒を飲み始めるのは午後5時半過ぎからである。今が一年でいちばん日が長い時季だから、昨日はその時間からそろそろ雨が降り出してきたとはいえ、外はまだ充分明るい。これが晴れている日となると、なんだか昼間から飲み出しているような気分になる。 さて昨日、安倍晋三氏の記者会見がTVで実況中継されたのは6時過ぎからだから、こちらはもうほろ酔い気分になっている。せっかくの気分がおおいに害された中継であった。そんなことわかっているんだから視なければいいということかもしれないが、有権者としての責任ということがある。自分が暮らす国の総理大臣がいかなることを言うのかは知っておいたほうがいい。 書きたいことは山ほどあるけれど時間がない。今ここではその会見の始めのところだけ問題にする。 前法相夫婦が選挙での買収容疑で逮捕された件についてだ。 かつて、法務大臣に任命したものとしてその責任を痛感しております。国民の皆さまに深くおわび申し上げます。 冒頭の「かつて」がクセモノである。河井克行容疑者を安倍総理大臣が法務大臣に任命したのは去年9月の内閣改造のときだ。それから1年も経っていない。わずか9ヶ月前だ。普通、たかだか9ヶ月前のことに「かつて」を敢えて付けるだろうか。付けはしない。第一次安倍政権(2006-2007)のときの出来事であれば「かつて・・」と言い出しておかしくはないだろうけれど。 自分の責任において直近に行なったことを、何か遠い過去の出来事みたいにぼやかしたいという姑息な心理が覗えるのである。 その次に出てきた言葉にも呆れる。 この機に、国民の皆さまの厳しいまなざしをしっかりと受け止め、われわれ国会議員は、改めて、みずから襟を正さなければならないと考えている。 「われわれ国会議員」という言い方の中に、任命責任者としての総理大臣を溶かし込んでしまった。これでは、安倍政治を批判してきた立憲民主党や共産党や社民党や新撰組など野党も「われわれ国会議員」と一括りにされて安倍総理大臣と同等の責任を負うみたいだ。日ごろの絶対権力者ぶりはどこへやら、「国会議員総ザンゲ?」の中に安倍氏は逃げ込もうとする。 学校に通っていた年齢としては酔流亭と同学年であるこの男の無恥(恥知らず)にはつくづくげんなりしてしまう。
by suiryutei
| 2020-06-19 09:28
| ニュース・評論
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2020-06-19 09:32
記者連中の質問もひどかったです。
大政翼賛会、と言う言葉を想起しました。 まるでアベの施政方針演説会でした。
0
西日本のカルチャー?二階氏も広島の元法相夫妻を大物ではないと発言。広島では広島の恥と言うようですが。安倍晋三首相や二階幹事長は葉隠読むと良いかも。
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suiryutei at 2020-06-20 08:22
佐平次さん、おはようございます。
初め、フジ、サンケイと続きましたかね。たしかにひどかったです。
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suiryutei at 2020-06-20 08:24
星の王子様さん、葉隠れとは懐かしい・・・。
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