新人事制度 大阪での報告①~③
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このブログでも紹介した<ETV特集 雪冤>は昨夜放送されたはずだが、酔流亭は放送時間(午後11時~)にはもうダウンして寝ていたので、録画を近いうちに視ようと思う。 その昨日、午後はノンフィクションライター安田浩一さんの話を聴いた(HOWS講座【「仕組まれた」関西生コン労組弾圧事件】)。 その内容については新聞『思想運動』の編集部に記事化を依頼されたので、今日はこのブログの更新をした後それにとりかかるつもり。したがって、このブログでの報告も後日(『思想運動』紙8月号が完成したら)おこないます。一点だけ、不当にも長期勾留され5月末ようやく保釈された武健一・関西生コン支部委員長の近況を講師の安田さんが語ったところを伝えておこう。 641日間に及ぶ勾留だったにもかかわらず、いたって元気。勾留中に本を約700冊読んだという。ことにヴィクトール・フランクルの『夜と霧』はくり返し読んだ。ナチスの強制収容所での体験を書いた本だ。大杉栄と比べたら、自分が受けた弾圧なんてまだまだ・・とも語っていたそうである。大杉は、もちろん大逆事件のことを頭に置いて、その名を挙げたのでしょうね。 さて今日は日曜日なので朝刊に【朝日歌壇】が掲載されている。常連の松田姉妹も山添親子もそれぞれ採歌されているが、岡山市在住の村上順子さんの詠った、こんな歌に今日はちょっと心惹かれた(選者は佐々木幸綱氏)。 新聞の下半分の図書雑誌の広告読みて一日終わりぬ というのは、酔流亭も紙面の下段にならぶ新刊広告が妙に目に留まることが時々あるからだ。「読みて一日終わりぬ」ということはさすがにないけれど。 朝日新聞の場合、ページをめくっていくと新刊広告も週刊誌とか流行作家の新著はかなり大きく麗々しい。しかし、一面の最下段に並ぶのは割と地味な本の広告が小さくである。一昨日(17日)はその右端に 『新・明治の革命 ●自由民権運動』(第二版) 三浦進 著 同時代社 という本の広告が載った。 おや、自由民権運動を明治の革命と捉えたのは服部之総ではないか、と思いつつ、広告の文章を読むと、果たして ・・服部之総や遠山茂樹の民権運動研究に学んで、従来の民権運動研究の通説の「止揚」を目指す。 とある。 ネットで調べてみると、著者の三浦進という方は都立高校の教師だった人のようだ。 服部之総については、4年前『歴史家・服部之総』という大著が出た(日本経済評論社)。著者の松尾章一氏は服部の直弟子。しかし、対象にあまりに近いところにいたのが災いしたのだろうか、人間・服部之総の描写は興味ぶかいが、彼の史学への切り込みはほとんどなされなかった。やや不満が残るところである。そこで、ちょっと心が動くのだけれど、そこまで読む余裕は今のところないかなあ。 なお服部史学については、上のブログ記事中に引用した川村善二郎氏のインタビュー(日本図書新聞掲載)が簡にして要を得ているが、全文はネットでは見当たらないようだ。宮地正人氏の評論もよくまとまっているように思う。こちらは日本経済評論社のサイトで読める。<「歴史家・服部之総」刊行に寄せて~日本経済評論社>と検索すると出てきます。
by suiryutei
| 2020-07-19 09:36
| 身辺雑記・自然
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