新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の朝、畳の表面に黴がうっすら発生しているのに気づいた。乾いた布で拭えば払える程度のものである。 それでもいささかショックであった。去年春、畳表の張り替えをやってからは、風がよほど強い日以外は窓を開けて換気をよくしたりと、メンテナンスには気を遣っていたのに。 原因はもちろんこの長梅雨による日照不足。我が家は日当たりだけはいいのであるが、そのお日様がそもそも全然顔を出さないのだから、我が家の利点も活かしようが無い。 先日の更新記事で冷夏になるのでは?と危惧した。しかし、西日本のほうでは雨天の合間には35℃くらいまで上がるところがある。TVの気象情報は九州でまた大雨と伝えている。先日水害に襲われた地域ではコロナ禍でボランティアも来れず、晴れたら晴れたで猛暑だ。大変な思いをしているだろう。<GoTo>キャンペーンに投じられる兆単位の金は、被災地支援にこそ回されるべきではないのか。第一、感染がまた拡がっているときに国が音頭をとって人の移動を促すというのは、どう考えたって異常だ。観光業界の苦境にいま必要なのは、もっと直接の補償だろう。 この国はまったくどうなっているんだと苛つきながら、『武器としての「資本論」』(白井聡 著 東洋経済新報社)を読み終える。ネットで注文して日曜に届いた。 酔流亭としても「敬して遠ざけて」きた『資本論』の、これはわかりやすい解説書ではなかろうか。ただ、長所(この本の場合は著者による解説の巧みさ)にはたいてい落とし穴も潜んでいる。読者にわかりやすく伝えようとした著者の苦労と工夫の結果として、単純化と用語のいくらかのぞんざいさが見受けられるように思う。 詳しくは後日(酔流亭にその力量があったらだが)感想を書きたい。 そうして酔流亭は、この本に促されて、本棚の上のほうに収まったまま読まれずじまいできていた『資本論』そのものに、今ぶつかってみようかという気持ちに、ちょっとなっている。『武器としての・・』の著者・白井聡さんは1977年生まれである。55年生の酔流亭より22歳も年少だ。そんな若造(失礼!)に講釈を聞かされて感心しているばかりでは癪ではないか。 読者の少なくとも一人にそういう気を起こさせたというだけでも、この本は成功していると思う。 なお、今日の更新記事のタイトルに「黴」という語と『資本論』が並んでいるのは他意があってのことでなく、行論上そうなっただけである。『資本論』が黴臭くなったなどとは酔流亭はさらさら思っていない。
by suiryutei
| 2020-07-24 09:05
| 身辺雑記・自然
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