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政府は昨日、福島第一原発事故処理で生ずる、放射能を含む汚染水を海洋に放出することを決定した。 これを報じるTVニュースは、漁業関係者の不安と反対の声を一応は伝えるけれども、基本的には政府や東電の「他に方法がない」「安全性はクリアされている」という言い分へと視る者を誘導していく内容だ。 本当にそうなのだろうか。そう思いつつ、ネット上の論説をいくつか読んでみた。 海洋放出が決まる前、4月7日付けの【琉球新報】の<社説>が酔流亭には説得力があると感じた。 本当は自分の言葉で思うところを述べられればいいのだけれど、この問題に酔流亭は不勉強である。上記<社説>を貼り付けておく。 上掲<社説>からいくつか抜き書きすれば、 ・・政府は処理水処分を急いではならない。海洋放出しない方法はある。トリチウム分離など放射性物質を取り除く技術が開発されるまで地上で保管することである。 ・・環境保護団体グリーンピースは、トリチウム分離技術は存在すると指摘している。米企業や米国エネルギー省が、トリチウム水の処理方法に関して提案したが十分検討されずに採用されなかったという。 ・・いくら安全を強調されても、東電の危機管理と情報開示は問題がありすぎる。例えば、第1原発3号機の原子炉建屋に設置した地震計が故障していたにもかかわらず放置していた。このため今年2月に発生した最大震度6強を観測した地震の揺れのデータが記録できなかった。東電は地震後の会見で故障の事実を一切説明していなかった。 ・・第1原発敷地内に廃炉作業に活用する予定のない場所があるという。それなら満杯になる時期を延ばすことは可能だろう。その間に他の保管場所を確保し、トリチウム分離技術開発を待てばいい。 ※<社説>が触れている国連人権専門家の3月11日の声明とは、これ。
by suiryutei
| 2021-04-14 08:16
| ニュース・評論
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