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一昨日、『伝送便』誌5月号の再校作業が終わったのは午後5時半過ぎであった。 後はゲラを印刷屋さんに持っていって完成を待つだけ。30日に発送作業を行なう。 さて、その時刻5時半といえば、普段なら近所にある居酒屋で一献するのにちょうどいい。 ところが、その日(26日)から、ほとんどの飲食店は酒の提供を控えている。ここは、おとなしくしている他ない。 30日は発送作業と編集会議のあとコンビニで缶ビールと乾き物くらい調達して事務所で軽くやろうか、と打ち合わせして解散した。 そこで酔流亭は一人、万世橋を渡って神田須田町にある蕎麦屋[まつや]に向かう。 [まつや]でも酒を出すのはやめている。花番さん(蕎麦屋ではお運びの女性をこう呼ぶ)に 「今日は真面目にソバを食べます」 そう言うと、花番さんは帳場に座る若女将にそれを伝えたようで、若女将が朗らかな笑みを返してくれた。 酒が飲めなくても[まつや]に足が向いてしまうのは、この店のこういう雰囲気がたまらなく好きだからだ。 [まつや]では今週(26日~5月1日)一週間だけの期間限定で「立川うど冷やし蕎麦」というのを出している。 立川市で採れる独活は古くから江戸野菜として知られている。そうした東京の伝統野菜の美味しさや魅力を伝え、生産者を支援する企画だという。[まつや]の他に[更科堀井]の麻布十番本店と立川店、[小松庵銀座]といった蕎麦屋でも期間限定でこの蕎麦を供するという(詳しくはこれらの店のHP参照)。 ![]() 酔流亭もそれをたのんだ。美味かった。 [まつや]を贔屓にしていた池波正太郎は 「蕎麦屋に行けば酒を飲む。飲まぬくらいなら蕎麦屋へは入らぬ」 という言葉を遺した。 まことに名言であって、酔流亭もその流儀でやってきたけれど、今この時期だけは、これを曲げる。 酒抜きの蕎麦屋もいいものだ。そして[まつや]の衛生管理は万全である。保障する。
by suiryutei
| 2021-04-28 08:00
| 酒・蕎麦・食関係
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