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内閣官房参与の高橋洋一氏がずいぶんなツイートをして、さざ波どころか大波が立っているのは皆さんご存じのところだ。最後の「笑笑」というのは、何であろうか。 郵便労働者OBであるところの酔流亭は、この名前に憶えがある。かつて郵政民営化の段取りをした人だからだ。 いま本棚から引っ張り出してきた下の写真の本は、2007年にスタートを切った郵政民営化が民主党中心政権の成立(2009年~2012年)によっていっとき迷走したころ出版されたもので(2012年4月刊)、郵政民営化とは何であるのか手探りで考えていた酔流亭が勉強のつもりで当時手にとったものである。 この本の第一章に高橋氏は登場している。著者の東谷 暁氏が彼を取材し、 「高橋さんは、郵政民営化の設計図というか下絵を描いたわけですよね」 と水を向けると、 「下絵というとデッサンになりますが、私はデッサンだけでなく、実際に制度設計もしているし、法律も自分で書いていますから、実は、何から何までにかかわった、というのが本当ですね」 と、得意げである(39ページ)。 そんな高橋氏が推し進めた郵政民営化が何を結果したかといえば、あの「かんぽ不正」であり、非正規雇用労働者の使い捨てであり、ごく最近では、6年前6200億円かけて買収した豪物流企業トール社をわずか7億円であらかた売却するというお粗末である。 今ちょっとネットで調べてみると、韓国に対してもずいぶん酷い発言をしているようだ。上の本の取材では「私は政治なんか、まったく興味がないんです」とも述べている(40ページ)けれども、どうしてタカ派の政治好きらしい。 頭の回転はたしかに速いのだろう。だから自分以外のたいていの人間は頭が悪くみえてしょうがなく、ひいてはそんな人間の命なんぞ軽く見積もってしまうのである。 ところが、その高橋氏にして、ことし五輪開催が予定されているのは日本であって他国ではないこと、したがって五輪の開催場所でもない国の状況を持ち出して比較したってこの場合何の説得力もないことには思いが及ばないらしい。 中学以来の友人が彼のフェイスブックで真っ当な論を吐いているので貼り付けて起きます。
by suiryutei
| 2021-05-12 08:00
| ニュース・評論
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Comments(2)
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