新人事制度 大阪での報告①~③
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都心での会合に参加するときの楽しみは、そのあと仲間と一杯やることである。 相手がいないときは、いつもの蕎麦屋で一人で軽くやるのもいい。 ともかく、そういうことが、利根川の畔から江戸川や荒川を渡ってわざわざ都心まで出て行くときの励みだ。 しかるに今、店で酒が飲めない。すると、外出したら最後、帰宅するまで一滴も飲めないのである。 で、このごろ憶えた悪癖。家を出るとき、軽く一杯だけ飲むのである。 お前、もうアル中か! と呆れられそうだが、なに、ほんの一杯だけですよ。 それが美味い。 酔流亭は家で本腰を入れて酒と対するときは蕎麦猪口大のぐい飲みを使うが、そのモリキリ一杯は出がけには多すぎる。で、この盃で一杯だけ飲むことにしている。 小説家の大西巨人が使っていたものである。何年か前に友人から戴いた。 この盃で飲みながら中野重治全集なんか繙くと、生前の二人の信頼と緊張ともにある関係が思われ、つい厳粛たる気分になるのだが、今は出がけの一杯に使っている。 この分量の酒なら、酒気をマスクがうまく隠してくれるし。 しかし、少量の酒であっても、マスクをしながら早足で歩くと、いくらか呼吸が苦しくなる。 マスクの功罪であろうか。 それにしても酒を出せない飲食店は本当に苦しいだろう。経営者やそこで働く人たちに充分な保障が欠かせない。
by suiryutei
| 2021-05-25 08:30
| 酒・蕎麦・食関係
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