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大雨被害やコロナ感染拡大やアフガニスタンにおけるタリバーン勝利といったニュースに押し流されてしまった感じだが、一昨日(15日)行なわれた戦没者追悼式での菅首相の[式辞]の酷さはやはり書き留めておかなくてはならない。 「先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました」 と述べるだけで、日本が奪った2000万人とも言われる世界の人々の命については全く触れないのである。 戦争を仕掛けた側の国が、その戦争をふりかえるにあたって、これで通るだろうか。 朝ドラ『カーネーション』における勘助のエピソードに触れた昨日の更新記事でも述べたが、日本が何をやったかの自覚こそが必要だ。 話を替える。池波正太郎の時代小説に『梅雨の湯豆腐』という短編がある。豆腐好きの殺し屋の話である。 夏が近づき梅雨にもなれば気温が上がってきて、豆腐は湯豆腐でよりも冷や奴で食べるのが普通だ。ところが、そんな梅雨でも、雨に降り込められて肌寒い晩もあって、湯豆腐が食べたくなることがある。それが表題になっている。 池波の初期の作品で、この短編の主人公である殺し屋は、たしかそんな晩に自分が殺されてしまうのだが、この造形がのちに人気シリーズ『仕掛人・藤枝梅安』での藤枝梅安の相棒、彦次郎に進化していく。彦次郎も豆腐好きなのである。 なるほど梅雨の頃にはそんな晩もたまにはあるだろうなあ、と酔流亭は漠然と思っていた。ところが、梅雨どころか真夏でもそんな晩があると今年知った。一昨日、昨日と、関東の平野部では最高気温が20℃~25℃である。昨日の朝の気温は20℃を下回った。 こうなると湯豆腐が食べたい。 で、昨夜それをやった。豆腐だけでは華が無いので、じつは牛肉も入れた。すると湯豆腐というより牛しゃぶということになるかもしれないが、ここは池波正太郎に倣って湯豆腐と書きたい気分だ。 美味しかった。8月なかばに、暖かい豆腐がこんなに恋しいとはね。 話題をもうひとつ。 【いてんぜ通信】の秋号が昨日とどいた。牛肉はそのお祝いという気味合いもある。 この号には『ワクチン接種前後の記』という一文を寄稿した。何回かに分けて近日中にここに転載します。
by suiryutei
| 2021-08-17 08:13
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(2)
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おはようございます JR中央線が愛知県高蔵寺長野県塩尻間不通、多治見の古虎渓で土砂崩れのためが2日かけ復旧しました。昨日利用したとき名古屋行きは本数が激減、一時間に1本で混んでいました。
さて、豆腐に肉だと居酒屋の肉豆腐を想起します。北千住のおおはし、いい感じでした。 FBFが興味を示していた無理ゲー社会 橘玲を読みました。名古屋三省堂新書売上ランキング1位 全国でも売れているようです。ブログに読後感をアップしています。橘玲はよく読んでいるので既知のことが多かったが、一読の価値があると思います。
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