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昨日の更新記事で濱口桂一郎氏(労働政策研究・研修機構研究所長)のブログとHPを紹介した。 昨日は午前中から外出することになっていたので、上掲の昨日更新記事はじつは一昨日のうちに書いておいた。[非公開]にしておき、昨日の朝、家を出がけに解除した。 そうして[公開]にしたとき、記事中に貼り付けておいた濱口氏のブログURLをクリックすると、なんとその時点での最新更新記事で酔流亭の一昨日更新記事(濱口氏の最新著『ジョブ型雇用社会とは何か』に言及した記事)を紹介してくれているではないか。 だから昨日の更新記事を書いた時点では濱口さんが一昨日更新記事に言及していたことを酔流亭は知らなかった。そんなことはともあれ、学者やジャーナリストの発言ならともかく、酔流亭のような市井の一元労働者の発信にまでちゃんと対応するのは、誰にでもできることではないだろう。頭が下がる。 酔流亭は一昨日の更新記事の最後で濱口さんに対して批判的なことを書いた。こう書いたのである。 ただ『ジョブ型雇用社会とは何か』という本全体については、冒頭に書いたように勉強になったけれど、違和感もまた残る。労働運動に対する著者の突き放したような冷ややかな視線だ。なるほど日本の労働組合運動は、それが生み出された労働社会の歪みを反映しておおいに歪んでいる。いい加減にせい、こいつら、とEU諸国の労働社会と運動を熟知する著者が吐き捨てたくなるのもわからぬではない。しかし、その歪みを糺すのは職場から労働運動を強めていくこと以外には無いのではなかろうか。 その部分についての濱口さんのコメントを写しておく。 冷ややかと言えばそうかも知れませんが、冷静さを失って妙に熱っぽく叫び出すとだいたい足を踏み外して転げます。 冷ややかにではあってもそれなりにシンパシーを示しているつもりではありますし、特に最後の提言は、労働組合を愛していないとああいうのは出てこないですよ。 濱口さんが批判的に見ている階級闘争的な労働運動に対して酔流亭はむしろ憧憬があるので、上に引いたようなことを書いてしまったのだが、あるべき労働運動についての方向の違いをちゃんと述べないで「労働運動に対する著者の突き放したような冷ややかな視線」と一般化して書いたのは酔流亭の言葉が足りなかった。この点は濱口さんにお詫びしたいと思う。 下の写真は濱口氏の2013年の著作『若者と労働』。昨日の更新記事に貼った写真はすこしボケていたので、改めて撮影しなおした(昨日の更新記事の写真も貼り替えました)。 この本が出たころ酔流亭は郵政における「新人事給与制度」導入問題と向き合っており、同書や、やはり濱口氏の著書『日本の雇用と労働法』(2011年、日経文庫)から多くのことを学んだ。 ![]()
by suiryutei
| 2021-10-17 08:30
| ニュース・評論
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