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朝食の終わる頃、TVのチャンネルをあちこち切り替えていたらBS放送で『ニッポンぶらり鉄道旅』という番組(7時45分~8時15分)が常磐線を取り上げていた。 我が町・我孫子も手賀沼に白鳥が飛来すると紹介されたが、レポーターは途中下車まではしてくれなかった。それより、松戸の葱が、食いしん坊の酔流亭には印象に残った。JR常磐線は江戸川を渡って千葉県に入ると、松戸~柏~我孫子と通過する。我孫子を過ぎれば利根川が流れていて、その向こうはもう茨城県である。 ![]() (これは成田線から常磐線に乗り入れる列車) で、松戸の葱のことだが、あじさい葱と矢切葱というブランドものがあるという。矢切葱というのは聞いたことがある。あじさい葱は知らなかった。 池波正太郎の時代小説の登場人物がよく手繰っているように、東京は江戸の昔から蕎麦の一大消費地であった。蕎麦の薬味に葱は欠かせない。松戸からは江戸川を渡ればすぐ江戸(東京)なのだから、需要と供給の関係で考えても松戸で葱が盛んに栽培されてきたのは道理である。 千住葱という言葉がある。元々は江戸の千住で獲れた葱だけを指したのだろうが、消費が拡大する一方で都内の農地が減っていく中、千住の地のものだけでは間に合わず、千住の青物問屋が扱う葱を総称してそう呼ぶようになったかと思う(このあたり詳しくないので、事情をご存じの方がいらしたら教えを乞う)。松戸産の葱は千住の青物問屋でも上物と扱われたろう。 葱が美味いのは寒いときだ。もう30年ほども前、蕎麦の神田〔まつや〕でたまたま相席になって意気投合したSさん(すでに故人)は、冬には焼き鳥の鳥抜きで葱だけ焼いてもらって酒の肴にしていたことがあった。Sさんが亡くなった後、酔流亭も彼を偲んで一度それをやってみたことがある。葱の甘味が何ともいえず美味かった。でも、鳥肉もやはり一緒にあったほうがいいかな。
by suiryutei
| 2022-02-19 08:56
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(3)
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おはようございます 北千住に住んでいたことがありますが、直近の状況を確認したところ、千住葱埼玉県産がメインになり足立区でも少量生産されているようです。かつては足立区での生産が減った時葛飾区でも生産されたが、千葉茨城産は千住葱とは品種が違うとされているようです。深谷のねぎ同様根深葱みたいで鬼平犯科帳に千住葱とマグロの鍋がでてきて根深汁と言っていたと思います。
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あじさいネギは知っていました。
星の王子様さん、コメントありがとうございます。
東京から離れても事情に詳しいですね。さすがです。 神田藪に鴨肉と葱を焼いた一品があって値段は張るけれど美味しいです。葱はかなり太いので、もしかしたら下仁田葱か。
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