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欧州のほうでにわかに上がった戦火に「思いも千々に乱れる」と昨日の更新記事冒頭に書いたのは全く正直なところで、ウクライナをめぐって本格的な戦争はギリギリのところで回避されるのではないかと酔流亭は思っていたのである。それは希望的観測にすぎなかったわけだ。 日本ですぐ出てきたのは「ロシアみたいに中国がいつ攻めてくるかわからないぞ」という声である。現に今朝の朝刊を開くと、昨日の自民党外交部会で佐藤正久外交部会長(あのイラク侵略戦争に従軍した元自衛隊の〝ヒゲの隊長”だね)が「今回の問題はアジア、ひいては日本の問題だ」とアジッたことが報じられている。 俗耳に入りやすいこういう議論こそ一番危なっかしい。あのヒゲに煽られて琉球弧(奄美大島から沖縄、台湾のあたり)の軍事要塞化にひた走れば、それこそが中国を刺激して戦争の危険を現実のものにしてしまう。 ウクライナの問題で言えば、ロシアの軍事行動が始まってしまった現時点では、まず戦争反対の声を上げて軍事行動を停止させることが一番だ。しかし、事態がここまでに至った伏線としてNATOの東方拡大があることは見ておかなくてはならないと思う。 ヨーロッパで1975年に設置された全欧安保協力会議は、当時の東西両陣営が体制の違いにかかわらずテーブルにつくというもの。「安保」といいながらも日米安保体制の「安保」とは異なって軍事ブロックではなかった。むしろ、この全欧安保会議が定着・深化していくことによってNATOやワルシャワ条約機構といった軍事ブロックは解消へ向かうことが期待されたのである。 ところが、東側の社会主義諸国が体制崩壊したのに伴ってワルシャワ条約機構は解体したがNATOは残った。のみならず1990年代には10数か国だったNATO加盟国は今日では30か国である。全欧安保協力会議が象徴した緊張緩和の流れに替わって軍事ブロックがせり出してしまった。軍需が産軍複合体を儲けさせるから緊張緩和などしないほうがいいと考える輩がいるのである。この軍事ブロックはロシアを仮想敵とするからロシアは反発する。 もちろん今回のような軍事行動は過剰な対応であって、前述したように「戦争反対」の声をまず私たちは上げないといけない。この更新記事もそう思って書いている。 併せて、軍事ブロックの強化にも反対だという声を上げていきたい。それはヨーロッパでもアジアでもだ。 今朝の朝日新聞読書欄〔ひもとく〕の下斗米伸夫氏の分析は比較的冷静だ。
by suiryutei
| 2022-02-26 09:33
| ニュース・評論
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Comments(2)
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