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一昨日(5日)、国際婦人デー集会に参加したときは会場の連合会館まで上野から歩いた。連合会館は駿河台にあるので、いい散歩にもなった。 せっかくの好天だったから上野公園の中も歩いた。不忍池の弁天堂の脇を抜けるとき<利行碑>と刻まれた石碑が置かれてあるのに気付く。もしや長谷川利行?と思って近寄ると、果たしてそうであった。揮毫は画家の熊谷守一である。 そのあたりは不忍池に突き出す弁天神社の参道になっており、イカやホタテを串に刺して焼いたのを売る屋台とかが何軒もならぶ賑やかな一帯である。長谷川利行といえば、孤独と貧窮の中で死んだ画家だから、いくらか似つかわしくないような気もしたが、都会の喧騒の中でこその孤独というのもある。 長谷川利行(1891-1940)は若山牧水(1885-1928)などとほぼ同時代の人。画のほかに短歌も作ったようで、碑の横に立つ説明版に彼の自作の歌も添えられている。牧水と交友があったとは聞かないが、牧水の友人、前田夕暮(1883-1951)のところへは押しかけて行って画を描き、無理やり金をせびったというような、あまり芳しからぬエピソードを残している。 上は前田夕暮を利行が描いた画。これがそうだろうか。 酔流亭はそれから湯島天神の境内も抜けた。梅はようやく満開である。例年なら3月に入れば都内の梅は終いに近いのに、今年は遅い。 そうして聖橋を渡って連合会館に向かった。
by suiryutei
| 2022-03-07 08:51
| 身辺雑記・自然
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