新人事制度 大阪での報告①~③
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〔我孫子市憲法を考える市民のつどい〕の今年の会場となった我孫子市民プラザ・ホールは国道6号線に接するイトーヨーカドーの中にある。つい二か月ほど前、酔流亭が免許証更新のための講習を受けたのも同じ会場であった。 免許証更新の講習では講師の話に先立って動画を見せられるが、昨日の集会でもそうであった。戦前、治安維持法によって検挙され24歳の若さで獄死した伊藤千代子についてのDVD。 伊藤千代子は1905年に生まれ、東京女子大に学んで同校で女学生として我が国最初の社会科学研究会を作り、コミュニスト(のちに転向するが)だった浅野晃と結ばれる。1928年の3.15事件で捕えられた。このあいだまで酔流亭が精読していた中野重治『むらぎも』の時代とかさなる(中野は1902年生まれ)。その彼女の生涯を描いた劇映画が完成したので上映運動をひろげてくれというのが30分弱のDVDの趣旨であるようだ。 伊藤千代子には興味をひかれたけれども、共産党カラーがちょっと出すぎではないかという気がする。それに開会のあいさつもなくDVDが始まるから、いくらかとまどったのも正直なところだ。護憲の運動がいま一つひろがっていかないのには運動団体のこうしたセンスの問題もあるように思う。 実行委員会と思われる方々も参加者も高齢で、講師の渡辺治さんが若く見える。この方だって、名誉教授というのは教授を定年退官してから贈られる称号だろうからそれなりの年齢だが(いま調べたら1947年生まれ)。会の参加者は全体で70~80人くらいであろうか。案外集まった気がする。昨今の状況にきな臭さを感じる人がやはり少なくないのだろう。 渡辺さんの講演にはおおむね共感するとともに、ひっかかる点もちょっとあった。それをいま書き始めると今日の他の仕事ができなくなってしまうので、いずれ折りを見て。 質疑応答の時間が10分だけあった。酔流亭は挙手して、現在の報道があまりに一方的であることを述べ、「この集会の実行委員会からウクライナ支援のカンパの呼びかけがあったが、支援というだけでは軍事支援もある、反戦平和ということを強く打ち出して非軍事的かつ人道的なものに限っての支援ということにしてほしい」と要請した。欧米諸国による軍事支援の評価をめぐっては講師や実行委員会と酔流亭とでは意見がちょっと分かれているかもしれない。 会が終わってから、我孫子駅をはさんで反対側にあるレストラン〔コ・ビアン〕へ。この我孫子の名物店は家族連れでにぎわっていた。会に一緒に参加した墨田のカッパさんから出来立ての画文集『想画を読む』をいただく。連休も終盤に入った。
by suiryutei
| 2022-05-06 08:49
| ニュース・評論
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