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昨夜、寝床に入る前、松尾 匡・立命館大学教授のホームページをたまたま覗いてみた。 そのHPは、数年前、同教授の反緊縮論が脚光を浴び出した頃、とりあえず<お気に入り>にリンクしておいたもので、ここしばらくは開いていなかった。ところが教授は、最近手術をされたようだが、それでも活発な発言を続けていて、ウクライナの問題にも論及している。全てに賛成するわけではないが、傾聴すべき点も多々あると思った。これは教授の反緊縮理論に対しても思うことだが。 それにHPのリンクをたどって、ロシアの反戦運動の情報にも触れることができたのはよかった。 上に貼り付けた記事に<by toshi>とあるのは小倉利丸・富山大学名誉教授のことらしい。文中 <反政府・反戦運動への弾圧が厳しくなるなかで、活動家たちは19世紀帝政ロシア末期のナロードニキの運動を想起するようになってもいるようです。> とある。つい最近、チェルヌイシェフスキーの名を引きながら 「ツァーリズムに骨がらみであって社会主義ソビエト連邦の70年間を通じても克服できなかった大ロシア民族主義と、しかしそれと闘ってきたロシア革命的民主主義思想との相克がここには窺われるように思われる。」 と書いた者として、深く共感する。 「ロシアの反戦運動」という記事は <ロシアでは女性の反戦組織が急成長しており、その数は数千にのぼる。> と結ばれている。励まされる。ロシア国内のこうした闘いに連帯したいと思う。
by suiryutei
| 2022-05-31 08:32
| ニュース・評論
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