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少し寝坊して2時間ほど前に起きたばかりだ。朝食はすませた。 で、朝食の卓につく前、友人のIさんのフェイスブックをふと覗く。先週、神田〔まつや〕で愉しいひとときを過ごした(一緒に大酒を飲んだ)そのIさんだ。 ブレイディみかこさんのインタビュー記事を紹介している。ちょうど昨日、ブレイディさんが初めて書いたという小説の新聞広告を見て、連れ合いがネットでさっそく注文を出してくれたばかり。 そのインタビュー記事によればブレイディさんのお父上も大酒呑みであったそうな。ベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の<ぼく>すなわちブレイディさんの息子にとってのもちろん祖父である。この祖父と、日本にときどき里帰りする母子とのエピソードは『ぼくイエ』の中でも好きな箇所だ。祖父は英語を解さず、孫は日本語をしゃべれない。ところが、この二人はじつに気が合って、言葉が通じなくても意思疎通に不足はないのだという。 ![]() それはともかく、ブレイディさんのご両親は駆け落ちのような形で一緒になり、生活は苦しかった。ところがどう間違えたのか、ブレイディさんが進学した高校は裕福な家の子弟ばかり集まる進学校であった。周囲と馴染めず、精神的にきつかったときに出会った本が金子文子の自伝『何が私をこうさせたか』であったという。 文子を描いた『金子文子と朴烈』という映画を3年前に観たあと、友人から貸してもらって酔流亭も『何が私をこうさせたか』を読んだのを思い出した。 ブレイディさん初の小説『両手にトカレフ』は数日中には届くだろう。たのしみだ。
by suiryutei
| 2022-06-13 08:42
| 文学・書評
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