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土曜日に<墨田のカッパ>さんが贈ってくれたサクランボを、昨日の朝食で食べ終えた。日・月・火と三日間、トーストとコーヒーの後のデザートとしていただいた。感謝! で、その昨日のことである。 朝食を終えて自室にこもり、FMラジオを点ける。じき、ブラームスのピアノ協奏曲がかかった。第一番。ピアノをエミール・ギレリスが弾き、オーケストラはベルリン・フィルだ。 ギレリスのブラームスといえば、高校生のとき彼が来日して協奏曲の第二番を弾くのをTVの録画中継で視た(聴いた)のを、いまだに強烈に憶えている(だから、このブログにもそのことを何度か書いた)。 その第二楽章だったかな、ピアノのソロでスタートする。明晰というか強靭だった。この人のピアニズムが<鋼鉄のタッチ>と称されると知ったのは後になってからだが、高校生のとき聴いた印象からして「なるほどな」と納得したものだ。 (これは一昨年買ったCD。ギレリスとベルリン・フィルで、ブラームスピアノ協奏曲①②の二枚組です) 同世代のリヒテル(1915-1998)とともに、ずっとソ連のピアニストとだけ記憶していた。ギレリス(1916-1985)がウクライナのオデーサでユダヤ人の家庭で生まれたと知ったのは、つい最近だ。リヒテルにしても、父はドイツ人、母はロシア人でウクライナで生まれたのである。ウクライナとロシアの歴史、そうしてこれらの国がいったんは合わさって(連邦して)でき、消滅したソ連邦の歴史とは、ということを思わざるをえない。 しかし、昨日は感慨にふけっているヒマはないのであった。昼から酒を飲む予定である。お相手してくださるのは【いてんぜ通信】仲間の田中伸治さんと三上広昭さん。田中さんが同通信に連載している『酒童日記』というコラムのその洒落たタイトルは三上さんによるネーミングだ。 昨日はもう一人参加者がいて、かれこれ半世紀来の友人である繭山惣吉君である。このあいだのメーデーのとき日比谷野音で数年ぶりにバッタリ会った(彼は都高教OB)のがきっかけであった。飛騨古川の旅館〔蕪水亭〕が月に一度、二日間だけ東京に店を出す。その話をしたのだ。 だから飲んだ場所は、その〔蕪水亭〕東京出店。新有楽町ビル地下一階で、今月は昨日と今日の営業だ。 写真の真ん中はラベルに〔白真弓〕とありますね。その上下の赤鬼・青鬼は〔蓬莱〕である。どちらも飛騨古川の酒。 さて昨日は夏至であった。 なかなかに暮れない夏至のひとときの酒はゆるゆる飲むべかりけり 若山牧水の かんがえて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ 白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけれ をくっつけて酷く改悪してしまった。しまらない歌ですが、そのしまりの無さが夏至の長い昼らしいでせう。 久しぶりの昼酒に気が高ぶったのか夜中に目が覚めてしまった。夏至の夜は短い。外はそろそろ白みだすかと思ったら、雨が降っている。(午前4時少し前)
by suiryutei
| 2022-06-22 03:54
| 酒・蕎麦・食関係
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