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朝刊を取ってくる。日付を見る。6月30日。 まだ6月だ。その最後の日だけれど。 昨日は暑さにげんなりしてブログを更新する気にもなれなかった。夕方になって、伊勢崎賢治氏のツイッターを通じて氏のこんな提言を読んだ。 全文をぜひ読んでほしいが、終わりのほうで沖縄にも言及しているので、その部分だけ下に写そう。 沖縄と北海道の完全非武装化日本はアメリカとその仮想敵国との狭間にある「緩衝国家」であることを自覚するべきだ。北海道がロシア、沖縄が中国への「最前線」として面し、ウクライナ以上に戦争を誘発する条件がそろっている。 同じ自由と民主主義を信奉する米国の同盟国として、日本は、敢えて「14年以前のノルウェー」に学ぶべきだ。ロシアとの国境付近では、自国の軍の演習まで制限してきた「仮想敵国を刺激しない外交」に倣うべきだ。今、ノルウェー自身が、それを見失い、東西対立の緩衝国家として「ウクライナ化」する瀬戸際にいるからこそ、世界に向けて、米国の敵を刺激しない同盟国の規範を、敢えて日本が示すべきだ。 これはロシアに屈することではない。ロシアや中国が引き起こす人権問題について誰よりも先に声をあげる「人権大国」がノルウェーなのだ。 それには、「世界標準」に則り日米地位協定を改定し「全土基地方式」を撤廃すること。更に、仮想敵国に近隣する「最前線」には、自衛隊も米軍も常駐させない。つまり、「沖縄に加えて北海道の完全非武装化」を議論すべきだ。 日本の国防のために。そしてウクライナ戦争が世界大戦へエスカレートすることを防ぐために。 細かいことを言うと日本を「緩衝国家」と位置付けるのはどうかと思う。グローバルサウスを収奪する側の「大国」の一つとなってしまった日本に、なにか無垢なヒツジのごときイメージがある緩衝国家はもはやそぐわないのではなかろうか。しかし、沖縄(と北海道)の非武装化は、そのとおりだと思う。ウクライナの悲惨な戦争からわれわれが学ばなくてはならないことだ。
by suiryutei
| 2022-06-30 06:06
| ニュース・評論
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Comments(2)
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彷徨い人
at 2022-07-01 23:38
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「消費税を減税したら、年金が3割カットになる」というような事を、自民党の茂木幹事長が言いましたが、大企業正社員だった人や公務員だった人は、20万円を超える年金を貰っているでしょうから、3割カットされても余裕で食べていけるでしょうが、中小零細や非正規労働者だった年金受給者は、十数万円とか十万円にも届かない少ない年金を3割もカットされたら生活保護を受けるしかありません(生活保護受給も簡単にはいきません)。幹事長がそんな冷酷な恫喝までしたり、自民党は、防衛費を対GDP比2%へ倍増することも言ってますが、それによって社会保障削減や増税で、低所得層が食うや食わずになるとしても、今度の選挙では、多分自民党は議席を減らすことはないような気がします。、酔流亭さんは、憲法改悪阻止の野党勢力が成果をあげられると思われますか?選挙の争点にもなっていると思われる物価高は、ウクライナ戦争のせいにされています。そのウクライナ事態については、自分は、米国が主導でグローバルに推し進められてきた新自由主義がすべての紛争の根源にあると感じているものの、勉強不足で論拠を明らかにすることも出来ないのですが、「思想運動」紙の今号(7月号)の付録になっている「ウクライナ事態について(上)」を読むと、マスコミに管理されない公正な状況認識ができると思いました。また、酔流亭さんがこれまでアップしていただいたウクライナ関係記事も大変役に立ちましたので感謝申し上げます。
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suiryutei at 2022-07-02 04:58
彷徨い人さん、コメントありがとうございます。
軍事費の倍増が現実味を帯びて語られるのですから、政治家や軍需産業の経営者にとって戦争ほどありがたいものはないですね。今度の参院選も、護憲派の奮闘を願っていますが、どうも悲惨な結果になる可能性のほうが高そうです。 一昨日、『伝送便』誌の発送作業に行く前に、『思想運動』紙のほうの発送もすこし手伝ったので、そのとき出来たばかりの7月号を一部もらってきました。付録はもらわなかったので、その「ウクライナ事態について」という論考はまだ読んでいません。今日、入手できるかな。 『伝送便』誌にもウクライナについての意見が載っていますが、書き手によって見方が割れています。これだけ情報が錯綜しているのでやむをえないことですが。 私もこの問題について『伝送便』に書いたので、これから今日のブログ更新記事にそれをUPするつもりです。
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