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沖縄県金武(きん)町の民家で窓ガラスが割れ、銃弾らしきものが見つかったという。 ![]() このニュースを聞いて思い出すのは4年前、辺野古ゲート前で座り込みに参加するため沖縄に行ったときのことだ。辺野古のある名護市に向かう途中、今回銃弾らしきものが見つかった、その金武町の近くでアメリカ軍の訓練場から機銃掃射の音が聴こえてきた。 そのときの沖縄行きのことを書いたルポ『座りこめここへ』(2018年7月発行『労働者文学』No.83掲載)は、そのことから書き出した。その部分を下に写そう。 タンタンタンタン・・・タカタカタカ・・。 遠くの山のほうから聴こえてくるのが何の音だかすぐにはわからなかった。那覇空港でレンタカーを借り、辺野古へ向かっている途中である。自動車専用道路のパーキングエリアで一休みしているときだ。 「機銃掃射の音だよ。アメリカ軍の訓練場があるんだ」 朝、羽田空港の出発カウンターで落ち合ったOさんが教えてくれた。彼はこれまで何度も辺野古でゲート前坐り込みに参加している。沖縄は基地の島であること、軍隊の存在と隣り合わせに日常生活があることを実感する。那覇から辺野古までは五〇キロちょっとの距離だ。機銃掃射の音を聴いたのは、もう辺野古に近い金武町のあたり。近くには米軍のキャンプ・ハンセンがある。一九九五年に小学生の少女が三人の米軍人に暴行される事件が起きたが、犯人たちはそこの所属だった。 このうえ基地建設を許すな。その思いで一月二十三日から二十六日までの四日間、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込んだ。 土田宏樹: web労働者文学会作品集 (cocolog-nifty.com) 本当に危険なことである。もし戦争が始まったら基地のあるところが真っ先に狙われるが、平時にあっても基地周辺に暮らす人々は日常的な危険にさらされている。流れ弾なんて飛んで来たらかわしようがないではないか。 今回のニュースはさすがにこちら(沖縄県以外の日本国内)にも伝えられた。しかし、最近、沖縄では米軍関係の事故が急増している。たとえば米軍機からの燃料タンク投棄が頻繁だ。琉球新報と沖縄タイムスを購読している友人によると ●東村議会は投棄への抗議決議を採択した(『沖縄タイムス』6/20)。 ●海兵隊機の事故率は前年比8.5倍である(『沖縄タイムス』6/26)。 ●嘉手納町議会が全会一致で「外来機飛行禁止を求める決議」(『琉球新報』6/16)。 ところが、こうしたことが沖縄県の外まで報道されることはほとんどない。 今日の朝刊でこの記事の左横は10日投票の参院議員選挙における沖縄選挙区の情勢を伝える。軍事基地に反対して奮闘してきた現職の伊波洋一さんが当選しますように。 ![]()
by suiryutei
| 2022-07-08 06:10
| ニュース・評論
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