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いま朝刊を開いていって、中ほどの【歌壇】まで来たところだ。松田姉妹の妹、わこちゃんの歌のとなりに、酔流亭の住む我孫子市から松村幸一という方の歌も選ばれている。 この人に覚えがあるのは、去年秋、酔流亭が腸捻転で入院する直前に、やはり子規のことを詠んだ歌を同じ【朝日歌壇】で目にしているからだ。そのことを酔流亭は『腸が捻じれた話』という雑文(闘病記?)に書いた(雑誌『労働者文学』No.90掲載)。 その箇所だけ写すと、こんな感じ。 秋口の暦には詩人の命日がちりばめられている。九月一七日は牧水忌、すなわち若山牧水の命日で、一日おいて一九日は糸瓜忌だ。正岡子規の命日である。子規は一九〇二年のこの日に三五歳で世を去った。 今年(二〇二一年)のその日は日曜にあたり、朝日朝刊では【歌壇】が載る。そこに
柿好きの子規にはいつも早過ぎる子規の忌日がまためぐり来る
とあった。私が暮らすのと同じ千葉県我孫子市に住む人からである。投歌→選者による選考→毎週日曜朝刊に掲載と順を踏むわけだから、糸瓜忌当日に載るのを狙うなら少し早めに歌を送っておかなくてはならない。そのころ柿はまだ出ていなかったのだろう。我孫子では糸瓜忌の頃にはスーパーマーケットの果物売り場の一番目立つところに柿が並ぶようになっていて、我が家でもその朝この秋初めて柿を食べた。 それにしても34歳で夭折した子規より「六十余歳も永らえて」というと、かれこれ100歳に近いのだろうか。 お元気であるとはめでたいことだ。 さて戻り梅雨のごとき日々が続く。子規の好きだった柿が出回る季節が来る前に、これから猛暑の夏を乗り切らなくてはならない。松村さんもお元気で。
by suiryutei
| 2022-07-17 06:32
| 文学・書評
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