新人事制度 大阪での報告①~③
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旧友と会った。1973年の夏に広島と長崎の原水禁世界大会に一緒に参加して以来だから、そして今年は2022年であるから、かれこれ半世紀(正確には49年)に及ぶ仲である。 埼玉県に彼は住んでいるので、大宮で会う。どういう店で会ったかというと、カラオケ店である。 友人は耳がすこし悪くなってきて、すると自分の声も大きくなってきたという。したがって、普通の飲食店よりもカラオケ店の個室のほうが気楽にしゃべれる。 たしかにカラオケ店の個室では周囲の声も聴こえないし、こちらも大きな声を出しても誰はばかることもない。このあいだ安倍晋三氏を殺害した某のように「爆弾を使うか、それとも銃で殺るか」なんて物騒な話をするわけではもちろんなく、単に世の中を悲憤慷慨するだけのことだから、誰に何を聴かれたってべつにかまわないのではあるけれども・・・。 で、ドリンク(酔流亭はクリームソーダ、友人はコーヒーフロート)を注文して個室にこもり、2時間半ほど雑談にいそしんだ。歌なんて全く唄わないんですよ。 午後の大宮のカラオケ店はなかなか繁盛していた。制服姿の女子高生を見かける。彼女たちが歌うアイドル系の歌声が個室の壁を通して聴こえてくる。昨日は高校の一学期の終業の日である。学校帰りに、明日からは夏休みという解放感に浸っていたことだろう。コロナ急拡大で夏休みの出鼻をくじかれたのは気の毒だ。 最近読んだ本ではエマニュエル・トッドの『第三次世界大戦はもう始まっている』(文春新書)が面白いと友人は言う。その本を持ってきていたので、目次だけざっと眺めさせてもらった。日本の核武装化を著者は勧めていると、発売元の文春は売り込んでいるようだが、目次の字ずらを眺めるかぎりでは、むしろ米国の危なっかしさへの批判が主のように見える。ウクライナでの戦争が起きた理由の分析など、もっともであるように思えた。オチが日本の独自核武装の勧めというのは全くいただけないが。 酔流亭のほうからは最近のお勧めとしてブレイディみかこさんの『両手にトカレフ』(ポプラ社)を挙げておいた。『伝送便』8月号に同書の紹介を1200字ほど、その原稿を昨日の朝仕上げたばかりだ。 昨日は都心で35℃を超す猛暑となった。その一番暑い時間帯を冷房の効くカラオケ店で過ごしたわけだ。
by suiryutei
| 2022-07-21 08:59
| 身辺雑記・自然
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Comments(2)
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