小さな百日紅（サルスベリ）

百日紅といえばけっこう立派な樹木であって、樹皮がツルツルして木登りが得意な猿だって手足を滑らせそうというところからサルスベリとも読む。わが庭にもそういう百日紅が一本ある。

ところが矮性サルスベリ（百日紅）という花も別にあるということを知った。矮性と言う通り、こちらは可愛い花だ。連れ合いが先日ホームセンターで買ってきたのが、いま赤い花を咲かせている。

このサイズなら猿だって登りようがないですね。

わが庭の、樹木のほうの百日紅はまだ花を咲かせない。かなり奥手のほうであって、例年、赤い花を咲かせるのは旧盆の頃からである。

それまで、こちらの可愛らしい百日紅を楽しもう。夏はまだ先が長い。そして百日紅の朱が鮮やかな夏は暑い夏になると言い伝えられている。