新人事制度 大阪での報告①~③
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一昨日の土曜日は成田空港ロビーでのユナイテッド争議支援に参加した。 国際線ターミナルの4階で行なわれる。 ロビーを通る乗客を相手にチラシを配る。背の高い、若い白人男性がチラシを見て 「ワタシ、日本語が読めないんです」 上手な日本語で言う。 このチラシ、片面は日本語、もう片面は英語で書いてあるから、すぐチラシを裏返して見せると、彼は受け取ってくれて、そうしてその場に立ち止まったまま熱心に読み始めた。 うわあ、詳しく説明を求められたらどうしよう、と、こちらはドキドキである。解雇撤回を求める裁判の詳しい現況なんか聞かれたら、うまく答えられないぞ。 しかし、白人男性はスマホを取り出し、チラシの紙面を撮影してから 「アリガトウ」 とチラシを返そうとするのである。 「あ、どうぞ持って行ってください」 そう応じると、また 「アリガトウ」と言って、 「ガンバッテクダサイ」 そう言って立ち去った。 とてもすがすがしい気分になった。 そうして考える。 空港ロビーでチラシを配っていると、どちらかというと外国の方のほうが受け取りがいいのである。もちろん日本の方で受け取ってくれる人もいるから一概に言えないが、やはり外国人のほうが労働争議に対する拒絶感が少ないような気がする。 なぜだろう。 雇用のあり方の違いもあるのだろうか。日本の、いわゆる「メンバーシップ型」雇用というのは、経営者も従業員も同じ会社の仲間だという触れ込みだ。いざとなれば平気で解雇する(メンバーシップを奪う)のに、何がメンバーシップ型かと思うが、平時ではとにかくそういう建前である。すると、労働争議のような、会社に盾突く行為をやる連中は反会社というにとどまらず、やたら争いたがる反社会的集団に思えてくるのであろうか。 そんなことを考える。 行動の後、成田山新勝寺の参道の裏手にある居酒屋〔さわらや〕でマグロのぶつやタコ刺で「田酒」を飲んだ。「田酒」は青森の酒である。 ![]() ※関連する過去ログとして
by suiryutei
| 2022-08-22 06:23
| ニュース・評論
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