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NHK朝ドラ『ちむどんどん』は、今朝の放送が最終回である。明日の土曜も放送があるけれども、土曜日は月~金の放送をまとめたものなので、実質は金曜日の今朝で完結する。 半年前、沖縄が舞台ということで期待して視始めた。が、その期待は外れた。作り方があまりに雑であった。 たとえばヒロインが沖縄を出て東京へ向かうのは1972年5月15日、あの沖縄「本土復帰」の日という設定だった。あの日、沖縄の天気は雨だ。「復帰」に抗議する人びとは、記念式典が行われていた那覇市民会館近くの与儀公園で土砂降りの雨に打たれながら約1万人が集まって抗議の意を示したと、当時の報道は伝える。 ところが、ドラマではその日、実家のある沖縄本島北部の山原(やんばる)からヒロインを乗せて那覇空港へ向かうバスは青空の下を走るのである。 これは、ロケ中に雨の日が無くてどうしようもなかったからだったのだろうか。だが、雑な作りは他にも目を覆うほどある。 ヒロインの兄と、彼が働く千葉県の養豚業の家の娘(2人はお互い相手を憎からず思っている)が銀座のイタリア・レストラン(ヒロインが修行した店)で食事を摂ろうというとき、そこにたまたまヒロインの元暴力夫が現れるのだ。この元夫、どうみてもチンピラヤクザであって、そういうタイプが銀座の高級レストランにたまたま出現するというのはありえないだろう。脚本を書いた人は前に映画『パッチギ』のそれも書いた人だと聞いた。『パッチギ』はいい映画である。それが当初『ちむどんどん』に期待を寄せた理由の一つでもあったのに手を抜き過ぎだ。 ヒロインが沖縄から出てきてから住んだのは川崎の鶴見区であって沖縄出身者の多い街だ。しかし、その”共同体”から一歩出たとき、たとえば職場にいるとき沖縄への差別や偏見と遭って悔しい思いをすることはなかったのだろうか。ドラマにそれが全く描かれなかったのは何としても不自然だと思う。「本土」が沖縄に何をやってきたかを、そうやって覆い隠していいのか。 今これを書いているのは朝6時なので、最終回の放送はまだ視ていない。最後はやっぱり見届けるつもりだが。
by suiryutei
| 2022-09-30 06:05
| 映画・TV
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Comments(2)
おはようございます ハッピーエンドでしたね。子役がまた出たり。ゴリがタクシー運転手で出演したがもう少し早く出演したら良かったか。東海地方で名鉄提供ゴリ夢中という旅番組を長くやっているゴリ。
原田美枝子があさイチ出演。 全てが安易だが朝から重い話ばかりやれないので厳しい沖縄の話は別番組で沖縄や鶴見の話題作り、観光に寄与したか。 銀座のイタリアレストランがチャチで酷かったですね。
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星の王子様さん、コメントありがとうございます。
最後、時代が現代に飛んだのはびっくり。仲間由紀恵はひいおばあさんになってましたね。
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