新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
昨日、土曜の午後は家に籠って本を読む時間に久しぶりに恵まれた。多和田葉子さんの『地球に散りばめられて』の、インターナショナルなとでも言ったらいいのか、持つ雰囲気は嫌いではない。今朝の時点ではまだ全部読み終わってはいないけれど。 FMラジオをずっとかけていたら、午後2時からグレン・グールドの特集になった。カナダ出身のこのピアニストは1932年に生まれ1982年に亡くなっている。つまり今年は生誕90年にして没後40年だ。それで企画した特別番組なのだろう。午後6時まで4時間にわたる放送だという。 酔流亭はグールドのCDを一枚だけ持っている。放送の冒頭に流れたのも、やはりバッハの『ゴールドベルク変奏曲』のさわりであった。 その他いろんな曲が流れて番組は続いていく。グールドが好きだった音楽という話になって、その最初にかかったのはイギリスの女性歌手ペトラ・クラークが歌う『恋のダウンタウン』であった。 意外であったけれど、嬉しかった。ペトラ・クラークがピーター・オトウールと共演した映画『チップス先生さようなら』(1969年)を酔流亭はたしか高校生のとき映画館で観て、非常によかったという記憶があるからだ。 『チップス先生さようなら』を撮ったハーバート・ロスという監督はミュージカル風というか、歌や踊りの場面がたくさん入る作品を得意としているらしく、先月NHKBSで放映された『フットルース』(1984年)という映画も悪くなかった。あのBSの時間枠(平日の午後1時~)で『チップス先生』も放映してくれないだろうか。 ペトラ・クラークのつぎにかかったのはバーバラ・ストライサンドの歌である。曲名は聴きもらした。番組の中であれこれ解説をしている人が言うには、グレン・グールドとバーバラ・ストライサンドとは親交があったらしい。バーバラ・ストライサンドがロバート・レッドフォードと共演した『追憶』はハリウッドにおける〝赤狩り”を描いて、酔流亭にも心に残る映画だ。 なお番組ゲストの一人は漫画家のヤマザキマリさん。いつか別のラジオ番組でキューバに滞在していたときのことを話していたのを聴いたことがある。アメリカによるキューバ経済封鎖に抗う取り組みに参加してのことであったらしい。キューバ贔屓の酔流亭としては嬉しかった。 5時になって日が暮れてきた。ラジオ番組は6時までまだ一時間続くのだが、腹も減ってきたし、読書もラジオも止めて、食事室に移動した。TVを点けると、博多で行なわれている大相撲の今場所は気の毒なほど不入りである。座席の中段あたりはガラガラだ。横綱は休場だし大関も存在感が無ければやむを得ないかしれない。誰が強いのかわからない展開もそれはそれで面白いと思うけれど。
by suiryutei
| 2022-11-27 09:22
| 音楽
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||