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労働者文学会の会報である〔通信・労働者文学〕のNo.305が届いた。 会員が書いた文章に他の会員が批評を寄せるのは労働者文学会の良き作風だと思う。酔流亭が同通信のNo.300に書いた『深夜の米菓工場火災に思う』という文章については、文学会の長老的存在の一人である加野こういちさんが批評をしてくださった。 火災は、新潟県の菓子メーカー<三幸>の村上市にある工場で去年2月11日に起きた。酔流亭の文章はこれである。 上の文章を書いたとき酔流亭の思いが至らなかったことを加野さんは補足してくださっている。以下に写す。 「・・私がたまたま新潟県出身だから想像できるのだが、この女性たちは、2月という時期から考えて、多分農閑期を迎えた農家のおかみさんたちだろうと推測する。高齢の女性たちに農閑期の現金収入の場を与えてくれる米菓会社への感謝をいっぱいに見せて、労を惜しむことなく、しかも冬の労働に喜んで就労していたのであろうことが想像できるのだが・・・。」 たしかにそうなのだろう。街場の商店街で生まれ育った酔流亭が見落としていたことだ。 加野さんは後輩(つまり酔流亭)にこんな言葉を贈って批評を結んでいる。 「・・筆者は自分の生家が、菓子の小売業をやっていたということから、そんな自分の生い立ちをふり返るにつけ、あの火災事故を人ごとには思えなかったと述懐しているが、社会に立ち向かおうとするこの筆者の活動する姿勢には常々刺激を与えられている側として、ときおり見せる筆者の優しさにホッとさせられることを強調しておきたい。」 労働者文学会のHPおよび【DIGITAL労働者文学】のサイトを上に貼り付けておきました。覗いていただけると嬉しいです。 なお昨日の更新記事で牧子嘉丸さんが第三回子母澤寛文学賞を受賞したことを紹介しましたが、牧子さんは労働者文学会が主宰する労働者文学賞も2014年に受賞しています。
by suiryutei
| 2023-01-14 08:51
| 文学・書評
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