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このブログへの訪問者数が一昨日の夕方あたりから妙に増えている。昨日の朝刊に載っていたこの週刊誌広告を見て原因がわかった。 〔週刊文春〕の広告だ。『おひとりさまの教祖 上野千鶴子が入籍していた』とあって、「・・2年前、彼女は、ある男性を介護の末、看取る。<結婚という制度がイヤ>と公言してきた上野は、彼と密かに」・・ 上の写真はここで切れているけれども、あとは「入籍していた。」と続きます。 ここに出てくる「ある男性」が歴史家・色川大吉さん(2021年9月没)であるのは、民衆史に関心のある人や市民運動をやっている人の間ではよく知られたこと。何を今さら週刊誌ネタかよ、という話だが、〔週刊文春]系読者の多くにとっては知らない世界のことなのだろう。 で、色川大吉って何者?と関心を持たれた方が、この酔流亭ブログの色川さんに触れた過去記事にまで来てくださったらしい。過去記事で一番アクセスが来ているのはこの記事だ。2008年7月の更新。 ![]() せっかくだから、酔流亭としては別のこの文章も読んでほしいところだ。色川さんの教え子さんたちが運営している市民サークルが2010年12月に発行した冊子に寄稿したものです。写真の下に全文を写しておきます。なんだか文春砲に便乗するみたいですが・・。 ![]() 色川大吉さんの講演を私が初めて聴いたのは1975年初秋のことだから、35年前。色川さんはちょうど50歳、なにかの市民講座であった。演目はもう忘れてしまったけれど3人いた講師の中で色川さんの名前だけ記憶に残っているのは話が一番おもしろかったからだろう。そのとき私は20歳だった。通っていた大学に退学届けを出し、郵便局(現在の郵便事業会社)の採用試験を受けた後で、もう学生でもなければまだ社会人にもなっていない、ポッカリ空いた時期。大学を中途退学したのは経済的理由が主だけれども「人民の中へ!」という気分もまったく無かったわけではない。1970年代というのはそうした時代である。 その年の秋から働き出した郵便の労働現場で、私はじきに労働組合の活動に没頭するようになる。活動するときこそ本当は勉強しなければならないのだが日々の活動に追われて歴史の本を開くことはなかった。ところが時が流れ、労働運動の状況が変わってくる。郵便の労働組合といえば、かつては国鉄のそれとともにストライキを含む職場からの闘争をやったものだけれど、労働者の権利を守るより事業の利益をあげるのが大事とする労使協調路線が頭をもたげてきた。御用労組化である。その流れに抗したい。では、どうすればよいか。自分の立ち位置を確認することを迫られた。学ばなければならぬ。そのとき思い出したのが色川大吉という歴史家の存在である。著作をむさぼり読んだ。『近代国家の出発』における、明治10年代の豪農民権家たちの姿がことに印象に残った。労働運動もあのように闘いたい。同書中に紹介されている細野喜代四郎の詩稿には今も魅了される。色川さんをしてあのような生き生きとした叙述を可能ならしめたのは、戦後の一時期ご自身が栃木の山村で活動されたからだろうと得心したのは『昭和自分史』の第一冊目『廃墟に立つ』を読んだときだが、これはずっとのちのこと。 ともあれ、そうして私は2003年に行われた中野サンプラザでの色川大吉講演会に引き寄せられていった。『フォーラム色川』の人たちとの付き合いはここから始まる。
by suiryutei
| 2023-02-23 08:54
| ニュース・評論
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