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『孤独のグルメ』というTV番組をご存じの人は多いと思う。 松重豊が扮する主人公・井之頭五郎は輸入雑貨商。仕事で行った先の街でよさげな飲食店を探し、そこで腹いっぱい食べる。それだけで、とくにストーリーはない。登場する店は実在の店だ。松重豊の食べっぷりが見事なこともあって人気番組である。 10年くらい前から、毎年ほぼ1シリーズ(10話)ずつTV東京で放送され、去年までに10シリーズにいたる。そのこれまでに放送された全て(1シリーズ10話で10シリーズということは全100話か)が去年暮れから再放送されている。毎週月曜から木曜まで、午後5時45分~6時25分という時間帯だ。 在宅している日はちょうど夕食を摂る時間帯だから、食べながらよく視ている。昨夕の放送では、主人公・井之頭五郎は富山県富山市の岩瀬浜に出没した。 江戸時代、北前船の交易で栄えた町である。五郎さんも商談を片付けてから、北前船の廻船問屋であった森家(屋敷が現存している)なんかを覗いて歩く。 造り酒屋の前も通り過ぎた。 じつは酔流亭も20年ほど前、日本海に面するこの町を訪ねたことがある。森家も見学したし、造り酒屋にも憶えがある。井之頭五郎は下戸で酒は飲めないという設定だが、酔流亭はそのとき造り酒屋の近くにあった蕎麦屋で、その酒、満寿泉を飲んだ。肴はタタミイワシを炙ったものだったと記憶する。 そうして、これは全く偶然のことに、昨夕、我が家で飲んでいた酒もその満寿泉であった。去年暮れのうちに、満寿泉を含めて各地の銘酒を一升瓶で5本、ネットを通じて購入した。以前の酔流亭なら、暮れに5升買ったなら、3月ともなったらとっくに飲み切っていたはずながら、今は病気療養の身。酒量を減らし、大事に大事に飲んできて、最後に残った1本が満寿泉である。 そういうふうに惜しみ惜しみ舐めるように飲んでいるせいもあるだろう、この酒が、じつに美味いんだなあ。 なお昨日の放送で井之頭五郎が暖簾をくぐったのは〔舞子〕という店名の小料理屋であった。初めのほうに書いたように実在する店だ。五郎さんは酒は飲まずに、刺身やオデンをおかずに白いご飯を食べた。近くのカウンター席にいた地元客が傾けていた盃の中は、明示はされなかったけれど満寿泉であったに違いない。
by suiryutei
| 2023-03-02 09:14
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(4)
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