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年の初めにやっていたしくじりに、今年もまるまる二か月が過ぎた今になって気づいた。 年賀状の出しもれなので、年の初めというより、正確には去年暮れに犯したミスである。 3日前のことだ。『平頂山事件を考える』(井上久士著、新日本出版社)を久しぶりに(今年になって初めて)本棚から抜き取ろうとしたところ、同書とその隣りの本(吉田智弥さんから去年いただいた吉田さん著『自称サヨク活動家の50年』)との間に一枚のハガキが挟まっている。 友人のNさん宛てに書いてあった今年の年賀状である。 酔流亭としては、このNさん宛ての一枚も、他の数十枚の年賀状と一緒に、今年元旦に届くよう、去年12月25日よりも前に投函したつもりになっていた。 元旦にはNさんから今年もいつも通り丁寧な年賀状をいただいている。ところが、酔流亭は欠礼したまま、ずっと知らん顔していたわけだ。 これは申し訳ないことをしてしまった。 どうしてこんなミスをしてしまったのか。 去年暮れ、年賀ハガキは書き上がってから数日間、机の上に置いていた。机の上には『平頂山事件を考える』と『自称サヨク活動家の50年』の二書も去年の年内いっぱい、置いてあった。去年この二書は何度も手に取ることがあったので、本棚にではなく机の上に置きっぱなしにしておいたのだ。 すると、書き上がった数十枚の年賀ハガキを机の上に置いていた数日間のうちに、何かの拍子でNさん宛ての一枚だけが二冊の本のあいだに紛れ込んでしまったらしい。 二冊の本は、大晦日に机上を整理するときようやく本棚に移したのだが、記憶が曖昧だけれどおそらく重ねたまま本棚に持って行ったので間に挟まったハガキに気づかなかったのだろう。 Nさんへは一昨日、そのハガキを、〔年賀〕と印字されているのを横線を引いて消し、余白におわびを書き入れて、投函した。 ところで、ハガキ発見のきっかけとなったのは、上に書いたように、『平頂山事件を考える』を手に取ろうとしたことだ。なぜ手に取ろうとしたかというと、最新(1月19日発表)の直木賞受賞作『地図と拳』(小川哲 著)に、明らかにに平頂山事件をモデルにしたと思われるエピソードが登場するからである。これは酔流亭にとって驚きであった。 『地図と拳』は大変な力作であり、多くの読者を得るだろう。参考文献として『平頂山事件を考える』も是非読んでほしい。『平頂山・・』の書評を去年書いている者として、そう希望する。
by suiryutei
| 2023-03-03 08:58
| 文学・書評
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