新人事制度 大阪での報告①~③
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一昨日は一日じゅう冷たい雨が降ったが昨日はよく晴れた。快晴は今朝も続いている。 昨日の午後、散歩に出た。<ツツピン、ツツピン・・・>。シジュウカラが囀るのが聴こえる。声の主やいずこと見上げると、電信柱の上のほうにとまって鳴いている。身体は小さくとも(雀くらい)、鳴き声はよく通る。ほぼ通年見かける小鳥だから、それに春を感じるというのは正しくないだろうか。しかし、青空の下に野鳥の囀りというのが、そもそも春が来たという感じがする。公園まで歩くと、ソメイヨシノはまだ一分咲きでも、種類の違うこの桜は満開である。これ、ナニ桜だろうか。 話は変わる。 日本全国に造り酒屋が現在何軒あるかは知らない。旅に出て行き当たりばったり、造り酒屋を訪ね、中を見学させてもらい、もしも出来たら試飲もさせてもらう。そうして近くの居酒屋に腰を据え、その酒を土地の食べ物とともに味わう。・・・こういう旅を年に何回かはやってみたいな、というのが酔流亭が働いていたときの退職後の夢であった。 現実には、手元不如意その他の事情で、そういう旅は滅多にはできないまま、退職してもう何年もたっている(たまにはやりましたが)。そうして病に遭って、旅の空の下での酒どころか、自宅での晩酌さえ今は我慢しなければならないことになった。 ところが、NHKBSに『呑み鉄本線・日本旅』なる番組があって、俳優の六角精児がそういう旅をやっているんだね。もちろんTV番組であるから、実際の撮影現場は酔流亭が夢想していた旅のような気楽なものではないのだろうけれど。 番組のナレーターは壇蜜さんである。 六角精児さんは大抵はローカル鉄道に乗って、沿線にある造り酒屋を訪ねていく。先週、12日の日曜放送では長野県内の蔵元を廻っていた。道中、車内でも清酒のワンカップあるいは缶ビールを手放さない。そのビールの缶が、サッポロだったりキリンあるいはサントリー、アサヒ、と場面ごとに公平(?)に使い分けているのがいかにもNHKで可笑しい。酔流亭、12日はまだ入院中だったから、病床のTVで視ていた。 で、長野県内の蔵元の一軒として小布施町にある市村酒造も登場した。〔桝一〕という銘柄を醸す。 この酒蔵は酔流亭も訪ねたことがある。7年前、東京より遅い信州の桜が咲く4月なかばであった。 ![]() 手盃酒(てっぱざけ)という言葉があるのは、その先週の放送で知った。酒を量り売りして、店内で飲ませてくれる。それをそう呼ぶという。こちらでは「角打ちの酒」と呼ぶ、あの飲み方のようなものだろう。「角打ち」については、この過去記事に。 市村酒造のご先祖に高井鴻山がいる。葛飾北斎のパトロンであった。だから北斎は江戸から何度も小布施にやってきたし、いま小布施には立派な北斎館がある。 小布施は栗の産地である。栗鹿の子で知られる和菓子の老舗・小布施堂は、現在は市村酒造と別の会社だろうが、根っこは同じでなかったかしら。 ![]() 菓子作りのことはわからない。清酒の醸造なんて江戸後期からはマニュファクチュア的に経営されていたのではないかと思う。 ※江戸時代後期のマニュファクチュアについては
by suiryutei
| 2023-03-20 09:20
| 酒・蕎麦・食関係
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