|
新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2026年 04月 2026年 03月 2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
病院はお隣の柏市にある。わが町・我孫子と柏は手賀沼が境となっている。連れ合いが運転する車で病院に向かう途中、沼沿いの桜並木は満開である。 病院は混んでいた。外来受付に行くと、事務の女性が 「午前からの患者さんがまだ続いています。かなり待ち時間が・・」 と申し訳なさそう。 「先生こそ大変ですね」 入院中の或る晩、 「まだ居てよ」 と甘えかかる患者に 「あとは夜勤が来ますから。私、朝8時から居るのよ」 と女性の看護師があやすように話すのを聴いたのは夜の7時過ぎであった。彼女はその日、勤務に就いてからすでに11時間以上が過ぎていたことになる。 医師も看護師も、それから諸々の病院勤務者の働き過ぎは深刻だ。 待っている間【いてんぜ通信】今年春号を読んでいた。3月1日が発行日付で、一度もう目を通しているが、読み漏らしている掲載作もあるかもしれないと持ってきたのだ。小冊子なのでかさばらないのがいいし。 おかげで、隅々まで一字ももらさず、改めて読み直すことができた(それくらい待ち時間があった)。 この号への酔流亭の寄稿には、去年暮れに、それまでかかっていた別の病院の紹介状を持ってここの病院に来たときのことも少し書いてある。あのときは不安いっぱいだった。今年になって三か月もたたないうちに二度の入院をしたのだから、今やこの病院は別宅みたいなものだ。 さて、ようやく診察室に呼ばれる。 切除した胃癌の顕微鏡検査の結果は上々ということであった。再発・転移の可能性は低いようである。10月4日に内視鏡検査の予約。これで問題がなければ〝卒業”だという。 胃癌切除する一月前に行なった腸閉塞の手術の術後経過も悪くない。ただ腸を41㎝切除したので、お腹の中が落ち着くまでまだしばらくかかる。患者としては、当面こちらのメンテナンス(?)が大事なようだ。 帰路、スーパーマーケットで夕食の食材を買う。そのスーパーは、他よりも値段が少し高いのだが、魚介はいいのを置いている。この夜はちょっと贅沢してもいいだろう。 今月8日に入院して以来、退院(15日)後も酒は絶ってきた。その封を解く。酒は萬歳楽の石川門・純米。その一升瓶が封をしたまま冷蔵庫の底にずっと眠っていた。 買ってきた刺身盛り合わせの中に鯛もある。 なみなみと茶碗に酒や桜鯛 上の俳句は自作ではなく、小説家・川上弘美のもの。川上さんの『センセイの鞄』が映画化されたとき、たしか桜が満開の春の夜に、小泉今日子演じるヒロインが一升瓶を抱えて胡坐をかいて飲んでいる場面があった。 あんな豪快な飲み方は、病み上がりの我が身としては、まだできない。茶碗ではなく、もりきり五勺の盃で酌む。 でも、とにかく桜が散る前に間に合ったねぇ。
by suiryutei
| 2023-03-29 07:52
| 身辺雑記・自然
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||