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スーパーマーケットの鮮魚売り場にカツオが柵どりで安く出ていた。連れ合いにせがんで買ってもらう。 それから総菜を置いてあるところでイカフライもせがむ。ついでにアジフライも。 カツオは、2月ごろから店頭に出ていた。しかし、関東では冬に食べるものではないし、それに酒を飲めない身では刺身が食膳に上がるのはかえってつらい。 くわえて今年、魚介類はずっと高値が続いている。 下の写真は東京新聞の3月31日付け朝刊一面に載った表である。 東京新聞は毎週こうして食材の値段の高下を明らかにしてくれるからありがたい。野菜は好天が続けば価格は安定するけれども、魚介はずっと高値が続いている。不漁が伝えられる鯖なんて前年比158%である。去年より安いのは鯵だけだ。 さて酔流亭は先週火曜日に禁酒を解いた。量は抑えていて、もりきり五勺の盃をせいぜい三杯までだが。 4月、青葉が芽吹く季節となれば肴に初ガツオといきたいところだったのである。上の表ではカツオも前年比126%だが、昨日のスーパーでは安かった。 揚げ物も控えてきた。消化によろしくないから。でも、そろそろ少しくらいならいいだろう。アジフライとイカフライを一枚ずつ買う。夕食ではこの一枚を連れ合いと半分こした。 どれも旨かった。酒と合うということではやはりカツオの刺身。しかしフライもそれぞれに美味い。そういえば、揚げ物といえばトンカツはもう数か月食べていない。1月に入院するとき、直前に書いた文章で久保田万太郎の急死に石川淳が寄せた文章を引用した。そこにこうある。 ・・御当人のちかごろの句に、湯豆腐やいのちのはてのうすあかり。その豆腐に、これもお好みのトンカツ一丁。・・ (【いてんぜ通信】9号所収『豆腐で飲む』) そのとき写しながらお腹が鳴ったものだ。なにしろ腸の一部を切除する手術を受ける前だから、トンカツなんて禁物だった。患部は切り取った今、近いうちに挑戦しよう。 長かった冬をくぐり抜け、わが口中に春、いや初夏がやってきたようだ。 なお、東京新聞の今日の朝刊によれば、国会の議決なしに内閣が使い道を決められる予備費の2022年度残額は過去最大の3.7兆円。その一部は防衛費(軍事費)に回されるという。物価対策や医療の充実にこそ使われるべきではないか。 ※【いてんぜ通信】所収『豆腐で飲む』の全文はこちら。
by suiryutei
| 2023-04-03 08:59
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(2)
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