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スーパーマーケットでカツオの刺身と鯵と烏賊のフライを買ったことを昨日の更新記事に書いた。 その買い物は一昨日の日曜のことであった。都内で暮らす次女が土曜から来ていて、帰る彼女を近くの駅に車で送っていった帰りの買い物である。 走行中、車のラジオ(NHKFM)ではグレン・グールドの特集番組がかかっていた。このカナダ人ピアニストは去年が生誕90年歿後40年。それを期して昨秋放送された番組の再放送であった。漫画家のヤマザキマリさんなんかがゲスト出演していた。 グールドでは酔流亭はバッハ『ゴールドベルク変奏曲』のCDひとつだけを持っている。なんだか気難しそうな顔の人だね。演奏は素晴らしいですよ。 さてゲストのヤマザキマリさんは、前に別のラジオ番組で、キューバにボランティアに出かけたときの話をしているのを聴いたことがある。アメリカによる不当な経済制裁下でキューバの人たちは生活は苦しいのに、じつに明るい。支援に行ったつもりが逆に元気づけられた・・といったようなことを話されていた。 酔流亭はキューバにシンパシィを持っているので、ヤマザキマリさんの作品は何一つ読んでいないながら、いらい何となく彼女に親近の情を抱いている。 そんなわけで日曜も、買い物から戻っても家でラジオを聴き続けた。午後1時から3時半まで長丁場の放送であった。 ![]() グレン・グールドが好きだったものという話題では、イギリスの女性歌手ペトラ・クラークのヒット曲『恋のダウンタウン』のサワリが流れた。グールドという人、あんな気難しそうな顔(上のCDジャケットの写真)していて、ポップスも聴いたんだ。訃報を聞いたばかりの坂本龍一もそうだがジャンルにこだわらない音楽家であったのだろう。 ペトラ・クラークがピーター・オトゥ-ルと共演した『チップス先生さようなら』(ハーバート・ロス監督、1969年)は、つい2月初めにNHKBSで放映された。高校生のときこの映画を映画館で観て感動した記憶のある酔流亭はその放映を楽しみにしていたのだが、腸閉塞の手術を受けた直後で、メスで切られたお腹の痛みに朦朧として放送があるのを失念、視逃してしまった。入院中唯一の痛恨事である。 グールドはまた、バーブラ・ストライサンドのファンであったという。酔流亭も好きである。彼女がロバート・レッドフォードと共演した映画『追憶』(シドニー・ポラック監督、1973年)は赤狩りの時代をくぐり抜けた男女の軌跡をたどって心に沁みる。 ところでヤマザキマリさんは低い声の持ち主だ。ラジオで聴いていると、つい男と間違えてしまう。
by suiryutei
| 2023-04-04 08:59
| 音楽
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Comments(2)
彼が日本びいきだというのは始めて知りました。
リヒャルトシュトラウスを最後に聴いて感動しました。
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佐平次さん、コメントありがとうございます。
漱石や安部公房を読んでいたそうですね。亡くなったとき病床に「草枕」が置いてあったとか。
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