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高校の同期だったW君から二日前メールが届いた。酔流亭が卒業した高校は国立市にある桐朋高校だ。 同期の矢野勝己君がこんど本を出したというのである。 ![]() 矢野君・・・初めはすぐには思い浮かばなかった。誰だっけ。 何しろ我々が高校を卒業したのは1973年。はや、ちょうど半世紀前である。 ところが、その本『文学する中央線沿線』をネット検索すると紹介記事がいくつも出てきて、著者の顔写真もある。その顔を見て思い出した。クラスは違ったが、高2から高3にかけてはサークルの社研で一緒だった、あの矢野君ではないか。 ネット記事の一つから説明の一部を引けば、 ・・新宿以西のJR 中央線沿線を描いた50名の作家の作品を紹介しています。その中で22 名の現代作家の作品については地域の視点から深掘りし、村上春樹や多和田葉子などの6人の作家については個別にテーマを定めて解説しています。 作品の新たな魅力を見つけるとともに沿線のまち歩きをさらに楽しくしてくれます。・・ という内容であるようだ。 その「50名の作家」のうち井伏鱒二や多和田葉子や山口瞳については、このブログでも割と最近言及したばかり。赤川次郎(桐朋の先輩だ)のことは、世界史の綿引弘先生について書いたときに触れた。 安倍「所信表明」そのほか ~【A・Z通信】第36号掲載 : 酔流亭日乗 (exblog.jp) ところで、著者の矢野勝己君は三鷹市山本有三記念館の館長を務めていたとネット記事にある。JRの三鷹駅から玉川上水に沿って井の頭公園に向かう道の途中にたしかこの記念館はあると思う。太宰治が女性と入水自殺を遂げた近くだ。その道なら酔流亭は何度も通ったことがある。やはり桐朋の同期だったH君が三鷹駅前で歯科医院をやっていたので、彼のところに遊びに行くときは三鷹駅の一つ隣りの吉祥寺駅から井の頭公園の中を抜けて歩いた。 山本有三記念館の前を、いい佇まいだなあと思いながら通っていたわけだが、中に入れば矢野君がいたかもしれない。知らなかった。 H君は2014年の夏に肺癌で亡くなった。 それにしても半世紀なんてあっという間だ。何しろ、ずっと会っていなかったのに、最近の顔写真から面影を読み取ることができたのだから。 [新刊]5月1日発売!『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』 | 株式会社文伸 / ぶんしん出版 (bun-shin.co.jp) ![]()
by suiryutei
| 2023-05-12 09:13
| 文学・書評
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