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昨日の夕方、FMラジオを聴くともなく聴いていたら、4時から始まった『ジャズ・トゥナイト』という番組はバド・パウエルの特集である。 この番組は『・・トゥナイト』というタイトルのとおり、本放送は土曜から日曜の深夜に日付をまたいで放送されるらしい。昨夕聴いたのは再放送である。ナレーター(おそらく選曲も)を務めるのは大友良英。ジャズに暗い酔流亭は、むしろ、かつてのNHK朝ドラ『あまちゃん』(2013年放送。現在BSプレミアムで朝7時15分から再放送している)の音楽を担当した人として記憶にある。 さて特集されたバド・パウエルだ。この伝説的ジャズピアニスト(1924-1966)のレコードなら酔流亭もLPを一枚だけだが持っている。市川の郵政独身宿舎に住んでいたころJR総武線市川駅の駅ビルの中にあったレコード店で買ったとおぼろげに憶えている。20代後半のことだから、もう40年ほど前だ。 このLPレコードに収録されているのと同じ演奏も何曲か昨夕のラジオで流れたように思う。 初め「聴くともなく」だったのが、やがて聴き惚れていった。夕食前の幸福なひとときであった。 たまたまにも、昨日はエリック・ホブズボームの『いかに世界を変革するか』(作品社)という本を読み終えたところであった。大型連休のころ入手し、まず一度ざっと読んでから、二度目はゆっくりゆっくり読み進めた。その二度目が昨日、終いまで来たのである。「たまたまにも」と上に書いたのは、この高名な歴史家は、他方、匿名でジャズ評論を書いていた人だからである。そんなホブズボームの著書をどうにか読み終えたその日にたまたまジャズの名盤をじっくり聴くことができたというのも、酔流亭としては奇縁というほどではないにしても、面白いと思うのである。 なお酔流亭がホブズボームを読むことになったきっかけについては【いてんぜ通信】今年夏号に寄稿した『もりきり五勺』にすこし触れてある。
by suiryutei
| 2023-06-29 08:57
| 音楽
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