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去年9月にもNHKBSでTV放映されていた映画『スパルタカス』を昨日また視た。去年視たあとに書いた更新記事はこれである。 いい映画は何度視てもいい。というより、可能ならくり返し視たほうがいいと思う。前には見落としていたものも見えてくるからだ。作品によっては、粗が見えてくる場合もあるのだろうが、『スパルタカス』はそうではなかった。感動を新たにした。 前回視たとき充分見ておけなかったものとして、奴隷反乱を鎮圧した側であるローマ帝国支配層内部の対立がある。ローレンス・オリビエ演じた貴族派のリーダー、マルクス・クラッススと、チャールズ・ロートン扮する共和派の頭目、グラックス。 スパルタカスを打ち破った軍功を梃子に、この権力闘争はクラッススが勝利を収めるのだが、敗れたグラックスは、自決するまえ政敵に一矢報いるべく、クラッススの手に落ちていたスパルタカス夫人とその赤ん坊を脱出させるのに一役買う。 カエサルなんかも出てきて、この権力闘争はある程度史実に沿って描かれているように思われる。グラックスは架空の人物のようだが、実在した改革派グラックス兄弟がモデルらしい。いっぽうスパルタカス夫人母子の救出劇は創作だろう。ダルトン・トランボの、史実に創作を巧みに織り込んだ脚本は見事だ。そうしてスパルタカス夫人に扮したジーン・シモンズの美しいこと!
by suiryutei
| 2023-07-28 06:07
| 映画・TV
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