ガザ攻撃をやめろ、琉球弧を戦場にするな

地下鉄有楽町線の麴町駅6番出口から地上に出て、左へすすみ、すぐまた左へ曲がると、その先にイスラエル大使館がある。

ところが、曲がろうとしたところで警察に阻まれた。先に進ませない。昨日、午前10時頃だ。

その場で、ガザへの攻撃をやめろという声と共に、警察の異常な過剰警備への抗議を始めた。

次々とマイクを握った人たち誰もが訴えたように、イスラエル軍に封鎖され空爆を受け続けているガザはいま地獄のような状態だろう。水も食糧もない。電気も止まる。死者が増え続けている。

同時に、イスラエル軍が軍事侵攻にまだ出ていないのは、それをするなという声が世界にひろがっているからだ。この声が弱まるようなことがあれば虐殺はさらに桁外れなものとなる。そんな事態を許すのかどうか、世界がいま問われているのである。

昨日午前のこの行動は、全国一般東京東部労組ら〔労組反戦行動実行委員会〕が呼びかけた。

約1時間の抗議行動のあと、新宿へ向かう。歌舞伎町の近くの食堂で昼食を摂り、アルタ前へ。午後2時から＜東アジアに平和を！ 琉球弧の島々を戦場にするな！ 新宿アクション＞に参加した。アピール行動のあと、約270人が新宿の街をデモ。

80年前、学徒動員の出陣式が行なわれた1943年10月21日の東京は冷たい雨だったそうだが、昨日は秋晴れだった。