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27日から来月3日まで、神田古本祭りが開かれている。都心に出たついで、ちょっと覗いてきた。 秋晴れの一日、歩道に出された露店に並ぶ本を眺めるには絶好である。買ったのは、この本。 つい前日【いてんぜ通信】2023冬号(12月1日発行予定)への寄稿を書き上げたばかり。その後半にグラムシのことをちょっと書いた。そうしてこの思想家のことをもっと深く知りたいと思っていたところである。1991年発行、定価3605円のところ1000円ぽっきりであった。まこと古本祭りは宝の山だ。 グラムシは1891年に生まれ、1937年没。上の写真は、おそらくイタリア共産党の論客として活躍し始めた1920年代のものだろう。酔流亭は【いてんぜ通信】寄稿の中で「遺された写真を見ても美しい顔立ち」と書いた。 下の写真は、左上が15歳のグラムシ、そして時計回りで母、妹、中学のときのクラスメイトらと。 本の収穫があったところで、喫茶〔ラドリオ〕で一休み。向かいにあった〔ミロンガ〕が通りのほうに移転したとき〔ラドリオ〕も引っ越したかと思ったが、路地にそのまま残っている。 1949年創業。コーヒーに生クリームを浮かべるウインナコーヒーを本邦で初めて供した店だというのは、連れ合いに教えてもらった。 ![]() 〔ミロンガ〕で流れるのはアルゼンチンタンゴだが、〔ラドリオ〕ではシャンソンがかかることが多いようだ。男性歌手の歌声。もしかしたらイヴ・モンタンだろうか。『枯葉』はかからなかったけど。 秋はこうして深まっていくんだな。
by suiryutei
| 2023-10-31 12:01
| 文学・書評
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