新人事制度 大阪での報告①~③
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先週末ごろから庭のツワブキが花を開かせた。いつもなら10月下旬には開花するのだが、今年はすこし遅い。夏がいつまでも居座っていたからだろう。昨日も昼間は半袖で過ごした。 柚子も色づいてきた。やっぱり秋である。 昨日の午後は集まりがあって都内にいた。 会合が終わったのは午後4時。飲むにはまだ少し早い時刻ながら、幸い暖簾を出している居酒屋があった。地下鉄本郷三丁目駅の近くである。 われわれは4人連れ。その居酒屋にとってその日の口あけの客になった。サッポロの瓶ビール(赤星というやつ)を飲みながら、焼き銀杏、牡蠣の串焼き等々を食べる。秋らしい肴でせう。 しばらくして、いずれも80年配くらいと思われる男性3人連れが入店した。われわれに次ぐ二番目の客。将棋の話か何かしている。なにしろ居酒屋にしてはまだ早い時間なので、空いている店内では向こうのテーブルの話声もよく通る。フルシチョフがどうしたこうしたという話になった。 さすが東大キャンパスがある本郷では、居酒屋に集うご老人たちも知的かつ政治的な会話をするもんだと感心したが、当人たちは東大OBというわけではないらしく、「俺は中大だったが、早稲田の哲研の連中が・・」なんて聴こえてきた。 哲研というのは哲学研究会の略だろう。早稲田という固有名詞に、この日が11月8日であるのを思い出した。 早稲田大学第一文学部の学生だった川口大三郎さんが同学部の自治会室でリンチされ殺害されたのは1972年11月8日である。 そのとき酔流亭は高校三年生だったが、翌73年の11月8日は法学部の一年生として一周忌追悼集会の場にいた。当日、キャンパスは大学当局によってロックアウトされ入れなかったので、近くの鶴巻公園に約300人が集まった。 その中心にいた樋田 毅さんが一昨年出した『彼は早稲田で死んだ』(文芸春秋社刊)で、川口さんが殺された後の日々を詳しく記録に残してくれている。今からちょうど半世紀前になる一周忌追悼集会のことも書いてある。 あの半世紀前は、酔流亭にとっても生涯忘れられない日々だ。『彼は早稲田で死んだ』については、当時文学部生だった瀬戸 宏さんが書評類の全てを蒐集している。そこにこのブログの記事もいくつかある。
by suiryutei
| 2023-11-09 08:34
| 身辺雑記・自然
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