新人事制度 大阪での報告①~③
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今朝は早く目が覚めた。 午前4時を過ぎた頃、郵便受けに新聞が投函される音を聴く。取りに外に出たのが4時半ごろ。 まだ夜空である。見上げると満天の星だ。 昨日のこれくらいの時刻には雨がざあざあ降っていたし、その雨は午後まで続いた。それが今朝の空気を澄ませてくれたようだ。 部屋に戻り、軽くストレッチをしてから、朝刊を開く。 危うく気づかずに読み落とすところだった。社説が載るページの一番下に、小さくこんな記事が。 見出しの「社会主義の親戚」の「親戚」を、起きたばかりの目は初め「権威」と読み違えてしまった。 1921年5月22日の朝日新聞への投稿だという。投じた人は、堺利彦や大杉栄の義理の兄になるわけだ。関東大震災(1923年)の二年前だから、震災にまぎれて憲兵に虐殺された大杉だってまだ生きている。 堺利彦の娘である真柄は姪にあたる。上の写真からははみだすが投稿の後半は、いくらか屈折した運筆で姪を気遣っている。 本棚から『パンとペン』(黒岩比佐子著、講談社、2010年刊)を取り出してみた。 真ん中の、人形を抱えた少女が真柄で、男性はもちろん父親の利彦。真柄を生んだ母、美知子(投稿した人の妹)は真柄が幼いときに病没したので、女性は後妻の為子であろう。
by suiryutei
| 2023-11-18 08:43
| 文学・書評
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